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【UFN117】チャールズ・ロサ戦へ向け、廣田瑞人 「俺の気持ちを見に来てほしい」

Mizuto Hirota【写真】口数の少なさは変わらないが、闘志が伝わってきた廣田の言葉だった (C)MMAPLANET

8日(金)、東京都中野区のゴールドジム・ウェスト東京において23日(土)にさいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催されるUFC Fight Night117「Shogun vs St.Preux 2」に出場する廣田瑞人、中村K太郎、安西信昌の3選手のプロモーション・イベントが行われた。

6月のニュージーランド大会でアレックス・ヴォルカノフスキーに完敗を喫した廣田が、今大会が3度目の日本大会となる。

チャールズ・ロサという11勝3敗の手練れを前にして、前回の敗北で『辞める』ことも考えた。そんな廣田にとって、今回のロサ戦のテーマは悔いなく戦うことだった。


■『辞めても良いかなって思っていた』

──試合まで2週間、今の気持ちを教えてください。

「日本で戦うことができるから嬉しいですね」

──それは税金の計算が煩わしくないということも含めて、ですか(笑)。

「ハハハ、そうッスね。税金が安く済むので嬉しいです」

──前回の敗北から3カ月が立ちました。

「試合直後は少し落ち込んで(苦笑)、7月に入ってぐらいから盛り返しました」

──どのように気持ちを切り替えることができたのでしょうか。

「そうですね……やれって言われたので、やるしかない。そういう感じです。もう『辞めても良いかな』って思っていたんですけど、やれって言われたのでやります」

──辞めても良いと思ったのは、どういう理由からですか。

「前の試合は完全にやられて、上を目指すのはもう無理かなって思ったというのはあります。米国に練習に行った時にUFCのランカーとスパーをしても、そんなにやられなかった。向こうも『なんだ、この日本人強いな』という風でした。だからというわけでもないのですが、いけると思っていたんです。そんな高くなった鼻をへし折られましたね」

──それがリリースに寄せられていた『最後のつもりで悔いなくやりたい』という言葉になったのでしょうか。

「年齢的にもUFCだと、負けるともう次があるのか分からない。だから、もう一度やってみて、自分の力を確かめる必要があります。もちろん、勝てばこれからも続けます。とにかく悔いのない戦いをしたいです。前にリリースされた時は中途半端な試合をして悔いが残っていたので。

だからこそ、リスクを負って倒しにいきたい。倒しに行けば、倒される可能性も高くなります。でも、悔いを残すことが一番嫌なので。それでボーナスが貰えれば良いですね(笑)。

調子は上がってきています。特に練習内容が変わったということはないですが、走る量を増やしました。3Rをずっと動けるように。次の対戦相手がガチャガチャくるような感じなので。負けた試合が3試合ともファイト・オブ・ザ・ナイトということは粘ることができる選手だろうし、スタミナ勝負の試合になるかと思います」

──ガチャガチャとは?

「変則的で戦い辛いです。間合いを詰めて、自分の距離で戦うしかないですね。貰う覚悟を持って、前に出たいです」

──ヴォルカノフスキー戦では体力勝負とは真逆のこのタイミングでパンチが入るかという一発が、戦いの行方を決定的にしました。

「際の部分で油断というか……離れ際で貰ってしまって。気の緩みというか、離れ際に貰うと全く見えていなかったので効きました」

──最初に効かされた離れ際のパンチがなければ、試合はまるで違ったものになっていた可能性もあります。

「でも、それが試合ですから(苦笑)。アレを貰った、それでダメージを受けたということですからね。ロサも離れ際に蹴りとか出しますが、ヴォルカノフキーのように頻繁にテイクダウンを狙ってくることはないですね。柔術の黒帯だから、下からの足関節とかは持っていますが」

──そんななか気を付けないといけない部分は?

「最近は被弾することが増えたんです。でも、貰っても気持ちで負けなければ良い試合になって勝てると思っています。朝早いですけど、俺の気持ちを見に来てほしいです。最後にはしたくないので、ぶっ倒すところを見てほしいです」

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