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お蔵入り厳禁【RFC40】ライト級$100万T2回戦で下石と対戦するバオ・インカン「中国の諺のように……」

Yingang Bao【写真】インタビューした時点では、母国で下石を迎え撃つことは決まっていなかったバオ・インカンは、日本では無名だが既に12勝4敗のキャリアを持つ。最近の中国の成長を考えると侮れない相手だ(C)KAORI SUGAWARA

お蔵入り厳禁――ROAD FCライト級100万ドルトーナメント2回戦で下石康太と戦うことが決まっているバオ・インカン。

日程が2度に渡り変更され、出場選手たちの困惑させている中国・石家庄大会=ロードFC44。そんな同大会で11月11日に下石と対戦するバオ・インカンは西安体育大所属で中国のエリートMMAファイターだ。7月15日のロードFC40におけるトーナメント1回戦でフィリピオン&東南アジア代表レイドン・ロメロを破っている

その試合後に行っていた彼のインタビューを、下石戦への抱負を中心にお届けしたい。

──まずTKO勝ちで初戦突破おめでとうございます。

Bao「ありがとうございます。実は今日のお昼を食べてからお腹の調子が悪くて……。試合の時間が早かったので早めに食事を摂ったんですけど、消化不良みたいで、ずっと吐き気がしています」

──そのような状態で試合をしていたようには見えなかったです。

「試合中、本当は吐きたかったですけど、我慢して試合をしました。ただ、体調管理がしきれなかったのは自分の責任です」

──中国予選ファイナルに代役出場から、今回の本戦まで1カ月に2試合、準備期間も含め体に負荷をかけていたのかもしれないですね。

「減量は確かに辛かったです。試合でも1Rは打撃も避けられてしまいましたし、当てても手応えがなかったです。前回の試合は減量も試合もとても順調でしたが、今回は何もできなくて、内容も不満足です。

ケージに入ると、自分のベストを尽くすだけですが、中国では海外の試合映像を見るのはとても難しくて、インターネットで対戦相手の情報も見つけられなかったんです。自分の友達が3分くらいの映像を見つけてくれたので、それは見ましたが作戦を立てたりはしませんでした」

──そのような状況で勝利し、2回戦の相手は下石康太選手に決まりました。

「下石選手はグラウンド、特に柔術が強い選手だと思います。なので、彼の寝技に対応できるように練習を強化したいと思っています。中国の諺に『準備をしていないように見えて、実はその中で準備がされている』という意味のものがあります。

その諺のように自分は作戦を立てませんが、いつも通りにしっかり練習をすれば、試合で何があっても必ず対応出来る。そういう形で試合に向かいたいと思っています」

──このトーナメントは事実上、ライト級王者のクォン・アソルへの挑戦権を掛けた戦いです。

「計量会場でクォン・アソル選手を見かけましたが、特になにもないです。彼は韓国のチャンピオンなので、自分がそのベルトを巻いてから、色々と話したいと思います。今は彼と話したり、考えたりすることすら全く無意味です」

──なるほど。それだけ一戦・一戦に集中していく必要があるということですね。

「僕の事を知ってくれている人も、知らない人もいると思います。もし、僕を応援してくれる人がいるなら、ありがとうと言いたいです。その感謝の気持ちを表すのは言葉ではなく、真剣に試合をする事だと思います。応援してくれる人たちが失望しないように必死に戦います。これからも応援よろしくお願いします」

■トーナメント初戦・勝者の声を振り返る。

下石康太

ホニ・トーレス

トム・サントス

シャミール・ザフロフ

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