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【TTF Challenge07】メインは川那子×教祖。今成×世羅のグラップリングも

Yusuke Kawanago【写真】メイン出場が決まった川那子、門脇と5分×3R戦で対戦する (C)MMAPLANET

21日(月)、10月9日(月・祝)に東京都練馬区のココネリ・ホールで開催されるTribe Tokyo Fight Challenge 07の対戦カードが発表された。


長南亮氏率いるTTMのおひざ元である練馬で4年連続の開催となり、また2015年4月のTTFC04=八王子大会以来、2年半振り──そして練馬では初めてケージが使用される今大会のメインは川那子祐輔×門脇英基のフェザー級戦だ。

レジェンドFCフェザー級王者からONEへ進出も、ロブ・リシタ&ティモフィ―・ナシューヒンに敗れ、2016年1月に国内MMA復帰を果たした川那子にとって、昨年6月以来の実戦の相手は、41歳となった門脇教祖だ。過去10試合は2勝8敗という厳しい状況のベテラン門脇も今回の川那子戦は昨年10月のDEEP CAGEでの判定勝ち以来、1年振りの試合出場となる。

平たくいえば打の川那子×組みの教祖という試合は、川那子の打撃ラッシュに対する門脇のテイクダウン──互いに攻撃と同様に、相手の得意分野に対する防御が重要になってくるメインイベントだ。

また土曜日のPolaris05でヴァウミール・ネトをヒールフックで下したばかりの今成正和がグラップリングでカルペディエムの世羅智茂と対戦する。ケージ・グラップリングといえば、青木真也がONEでのゲイリー・トノン戦で壁を使った攻防を見せ、マットでの戦いとは違う一面を見せていたが、この試合ではケージがどのような役割を果たすかも注目したい。

また7月に行われた関東アマ修斗選手権大会のライト級で優勝したTTM所属の工藤諒司が渡辺謙明と対戦するほか、2015年インフィニティリーグ・フェザー級優勝の小蒼卓也が、ハニートラップ&頂柔術所属で最近では柔術に集中して出場していた上久保周哉とのマッチアップなど、全8試合中7試合のカードが明らかとなった。またROAD FC出場中のライカの出場も決まっており、対戦相手は後日発表される予定だ。DEEP、修斗、パンクラスに出場してきた選手が一堂に会するTTFC07。ここで交わった選手たちが、今後はどのような道へ進むのか──MMAスクランブル交差点といえる大会だ。

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