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【Grachan30】4年2カ月振りに復帰、グルゼゴーゼックと対戦する昇侍―02―「パンチ一つ、キック一つ」

Shoji【写真】さらに高見を目指す上で、確固たる自信のようなモノが感じられた昇侍だった (C)MMAPLANET

13日(日)に東京都大田区の大田区産業プラザPIOで開催されるGrachan30で、4年2カ月振りに試合に臨む昇侍インタビュー後編。

戻ってきた昇侍は、若い世代の台頭を歓迎し、スタイルが多様化するなかで、ジャイカブ・グルゼゴーゼックを相手に以前と変わらぬバチバチファイトを展開することを断言した。
<昇侍インタビューPart.01はコチラから>


──再び試合に出ようと思い、Grachanをその場に選んだのはなぜですか

「戦う場所は拘っていなかったです。そのなかで岩崎(ヒロユキ)代表が自分のことを選手として、買ってくれていたことが大きいです。再び戦うに当たって身近な人のところで貢献できれば良いかと思ったんです」

──格闘技を離れている間も体が大きくなり過ぎたりしたことはなかったですか。

「ラーメン屋で修行している時も筋トレとかは時間をやりくりしてやっていたので、不摂生になることはなかったです」

──では先日の記者会見では今後の目標を口にはしないということでしたが、実際に胸に秘めている戦いとは?

「日本のトップを目指していきたいです。パンクラス、修斗、DEEPを問わずトップになりたいです」

──4年の間に下の世代が育ってきています。いわゆるPRIDEを知らないUFC世代というべき選手たちについてはどのような印象を持っていますか。

「そういう若い選手が育ってくるということは素直に嬉しいです。頑張っている子がいると言うのは。そういう選手達とも戦っていきたいですね」

──日本のMMAは今やオール・フィーダーショー化して、国内である程度の結果を残すとアジア、北米を目指すのがスタンダートと化しています。結果、国内トップの座を下の選手を相手に守るケースが少なくなり、新陳代謝が少ないです。下の選手と戦い、話題を提供してきたのは北岡悟選手ぐらいでした。

「時代が変わればスタイルも変わりますし、彼らのMMAは僕らの時代とは違います。だから、そういう時代が違う選手の戦い、スタイルの違う選手の戦いがある方がファンも面白いと思います。そういうなかでも自分はバチバチで行く。そこは変らないです」

──ジェイカブ・グルゼゴーゼック戦、ファンの期待は一つだと思います。

「相手が誰でも、パンチ一つ、キック一つ、自分の力を出し切るだけです。最近だと本当に若い選手ですけど、那須川天心選手とか相手が誰だろうと、一瞬で勝とうが、その動きで見ている人を納得させています。

魔裟斗選手もそうでした。勝てるなっていう相手でも、動きでファンを魅了していました。それが一流の選手です。自分も一流を目指してやってきたので、相手が誰だろうと自分の動きでお客さんを納得させる試合がして、勝ちたいです」

──試合に向けてはどのようなプロ練習をしてきたのでしょうか。

「プロ練習はトイカツ道場の齋藤曜選手とか寝技の強い選手と週に2、3回。打撃は自分でバッグを叩くとか、KIBAマーシャルアーツでも打撃はやっていますね。大原樹里君なんかは彼が未経験の時から、自分が指導してきた選手なので。

あとは少しHEARTSに顔を出すのですが、HEARTSで練習している皆は強いです。金原(正徳)さんは特別です」

──ではチェ・ドゥホ戦の頃と比較し、現状では何パーセントぐらいの仕上がりでしょうか。

「もちろん下がっているなら、試合をしようとは思わないです。そこより上に行けているからこそ、また戦おうと思うようになったので。もちろんブランクがあるので、実際には試合にならないと分からない部分はあります。ただ、もっと上に行けるという自信があるから戻ってきたんです。

将来がどうなるだろうという状況で戦っていたあの頃と、格闘技で食っていけるんだという今では精神状況は違います。そしてレベルが上がっていけばいくほど精神力は必要になってきます。そういう意味でも、前より今の方が思い切って戦えます」

──今後に向けて、今回のグルゼゴーゼック戦でやり遂げないといけないことは何でしょうか。

「『さすが昇侍、やってくれるな』、『昇侍、戻ってきたな』と思ってもらえるような……誰が見ても面白い試合、倒しに行く試合を見せたいです」

■Grachan30対戦カード

<バンタム級/5分2R>
中村謙作(日本)
キム・ウージェー(韓国)

<68キロ契約/5分2R>
昇侍(日本)
ジェイカブ・グルゼゴーゼック(ノルウェー)

<ライト級/5分2R>
阿部右京(日本)
長岡弘樹(日本)

<バンタム級/5分2R>
手塚基伸(日本)
ジョン・ダウン(日本)

<バンタム級/5分2R>
井関遼(日本)
吉田哲之(日本)

<ウェルター級/5分2R>
秀虎(日本)
竹川光一郎(日本)

<バンタム級/5分2R>
ライダーHIRO(日本)
米山千隼(日本)

<フェザー級/5分2R>
原井徹(日本)
飯田健夫(日本)

<フライ級/5分2R>
植木新(日本)
高山ユウゴ(日本)

<75キロ契約/5分2R>
長谷川拓也(日本)
武士正(日本)

<バンタム級/5分2R>
米山千隼(日本)
北島克矢(日本)

<フライ級/5分2R>
吉岡弘晃(日本)
佐々木洋(日本)

<64キロ契約/5分2R>
浦辺俊也(日本)
小林亮太(日本)

<バンタム級/5分2R>
佐藤洸杜(日本)
山本拓也(日本)

<フライ級/5分2R>
天野哲宏(日本)
長澤伸昭(日本)

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