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【ONE57】エリック・ケリーと対戦、ドリアン朴 「NO DURIAN, NO LIFE」

Boku【写真】サービス精神旺盛なのではない。心の底から、ドリアンを堪能しているのだ……(C)MMAPLANET

5日(土・現地時間)、中国はマカオ特別行政区のコタイ・アリーナで開催されるONE57 「Kings and Conquerors」で、エリック・ケリーと対戦する朴光哲。

強豪ティモフィ・ナシューヒンを下してから9カ月、ようやく試合の機会が巡ってきて彼はONEを代表するウェルラウンダーのエリック・ケリーと対戦する。

計量&尿酸値チェックも終えた朴に明日の一番についてインタビューをするために、宿泊先の部屋を訪れると――そこは異様な臭気に包まれていた。


――エリック・ケリー戦を明日に控え、体調の方はいかがですか。

「まぁ、良い感じっスよね。でも、皆そう言いますよね(笑)。エリック・ケリーが昨日、体重が尿酸値で引っかかっていて、向こうは当日計量があるってことですからね」

――去年の11月にティモフィ・ナシューヒンに勝ってから、そのままトントンと試合が組まれるのかと思っていたのですが、9カ月間も空きました。

「いやぁ、長いってもんじゃないですよ。アクシデントとはいえ、あのロシア人に勝ったからすぐに試合はできるかと思っていたんですけど、開催国によって予算が違うんでしょうね。でも最近、インドの方から凄い額の投資があるって聞いたんですけど……どうなんでしょうかね?」

――これからの変化に期待という感じで良いのではないでしょうか。

「まぁ、当てにしないようにします(笑)。でも、試合の間が空くとタトゥーが増えちゃうんですよね。だから、もっと試合をさせてほしいのに」

――なんという理由ですか(苦笑)。当初の予定では、狙いは5月のシンガポール大会ぐらいでしたか。

「まぁ、その前でも良かったんですけど、ドリアンが食える国ならどこでも(笑)。ただマカオの大会は良いッスね。ホテルも立派だし、会場も近い。クアラルンプールやジャカルタ、マニラほどじゃないけど、シンガポールよりドリアンが安いし」

――そのドリアンですが、部屋中が強烈な臭いですね。腐ったネギというか、熟成されたニンニクというか。

「レセプションから凄い臭いがするって電話がありましたよ(笑)。きっと、この周囲の部屋に泊まっている人間が文句を言ったんでしょう」

――その気持ちも分かります。

「もうこっちに来て3日で20個ぐらい、パックのドリアンを食べていますからね。ミャンマーにもあるみたいだし、ドリアンが食えるところならどこでも戦いますよ」

――そこですか(笑)。ヴィーガンの朴選手にとって、ドリアンは健康や減量にも適した果物なのですね。

「美味いんですよ。味が複雑だし、当たりはずれもある。食べても味が覚えられないぐらい、色んな味がして。で、どんな味だったっけと、また食べたいってなるんです。そして食べると、抜群に上手い。だけど、またすぐに忘れる。これを繰り返しています」

――栄養価などを考えて、食しているわけではないのですねっ!!

「美味しいからです(笑)。フルーツの王様ですよ。本当にクリーミーで」

――果物ではありますが、味を求めていると。以前は美食家なんて堕落した人間の証明と公言していたのに……。

「いや、菜食をやっていてこんな濃厚な食べ物はないんです。添加物が使われているわけでなく。この味ですからね」

――なんにしろ、美食を求めているのは変わりないですよ。しかも大量に食べているし、ヴィーガン版健啖家でしかないですよ。がっかりです(笑)。ドリアン以外では何を食しているのですか。

「マカオに来てからドリアンしか食っていないです(笑)。ミールマネーがドリアンで尽きそうになっています」

――完全に堕落しているじゃないですか。

「日本にいてもドリアンが欲しくなって、マレーシアへのチケットをチェックしたり。それぐらいの欲求に襲われるので、食べられる時に食べておかないと」

――本当に精神的に一段下がっている

「一段どころじゃないですよ。何段も下がっていますよ。ドリアンの渦に巻き込まれて。安易に手に入らないから、こういう時に爆発するんです」

――もうドリアンの話は結構です。エリック・ケリーの話を聞かせてください。

「いやぁ、どの局面でもやれますよね。田中半蔵選手に勝っているし、強い選手でしょうね。ここで行けるぞって攻めると相手の土俵だったりしそうな選手ですよね」

――バックを取っても前転からヒザ十字を取られる?

「それは村濱天晴戦だって(笑)。毎度、毎度同じことを言っていますよねぇ(苦笑)。ただ、今回の相手は本当にそういう感じです。相手に合わせて攻めてくることができるから、それでも好きなようにさせないよう戦います」

――ここで良い勝ち方ができれば、フェザー級王座挑戦という目も出てきます。

「まぁONE初の2階級制覇は魅力的ですけど、その前にエリック・ケリーに手中してしっかりと勝たないと。これが最後になっても良いっていう試合をします。減量も2、3キロだし、普段からこの体重なので調子は良いです。もう体重は落ちているから、こっちにきてらも食に走ることができたんです。

本当のことを言えばドリアンはパフォーマンスに関係しないから、バナナとか食っている方が良いはずです。でも、俺、ドリアンを食いに来たっていうのもあるんで」

――なんと、ほとんど快楽主義ではないですか。

「本当にヤバいです」

――そして、試合前日なのにドリアンの話ばかりです。

「なんかドリアンでビジネスの話が来ないですかね。いや、本当にドリアンは美味いし。ドリアンの魅力を人一倍伝える自信があります!!」

――ハイ、もう分かりました。

「俺はもうノー・ドリアン、ノー・ライフです(笑)。でも、試合は大丈夫ッスよ。もう1分で気持ち作れる、それぐらいにはなっているので」

■ONE57対戦カード

<ONE世界バンタム級(※65.8キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)
[挑戦者]アンドリュー・レオーネ(米国)

<ONE世界フライ級(※61.2キロ)王座決定戦/5分5R>
[王者]カイラット・アクメトフ(カザフスタン)
[暫定王者]アドリアーノ・モライシュ(スペイン)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
安藤晃司(日本)
ティモフィ・ナシューヒン(ロシア)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
シャノン・ウィラチャイ(タイ)
ラシンダ・シン・ミーナ(インド)

<ストロー級(※56・7キロ)/5分3R>
ジョシュア・パシオ(フィリピン)
鈴木隼人(日本)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
エリック・ケリー(フィリピン)
朴光哲(日本)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
チャン・レイ(中国)
サイフル・メリカン(マレーシア)

<女子アトム級 (※52.2キロ)/5分3R>
リカ・イシゲ(タイ)
ジャマリー・トーレス(フィリピン)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
レアンドロ・イッサ(ブラジル)
トニ・タウル(フィンランド)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
エウベウ・バーンズ(ブラジル)
マゴメド・イドリソフ(ロシア)

<ミドル級(※93.0キロ)/5分3R>
マルチン・プラチニオ(ポーランド)
ジルベウト・カルバォン(ブラジル)

<ミドル級(※93.0キロ)/5分3R>
レオナルド・アタイジ(ブラジル)
ミカル・パスタルナック(ポーランド)

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