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【HEAT40】チョ・ナムジンとフライ級王座防衛戦、春日井たけし─02─「世界レベルと思ってもらえる試合」

Kasugai【写真】岐阜県恵那市山岡町に最も近い戦いの場、名古屋での試合は昨年9月以来10カ月ぶりとなる(C)MMAPLANET

15日(土)、名古屋市熱田区の名古屋国際会議場イベントホールで開催されるHEAT40。MMAで5階級、キックボクシングで1階級、計6試合の選手権試合が組まれるHEAT史上、最大のイベントで前ROAD FCフライ級王者チョ・ナムジンの挑戦を受ける春日井〝寒天“たけしインタビュー後編。

スクランブル全盛時代に、しっかりと極めることを信条としている春日井が、4月の翔兵戦でその辺りの成長を結果をもって見せることができた。

その翔兵戦では、戦いに向けてメンタル面も変化もあったという春日井、チョ・ナムジン戦へ自信に満ち溢れた言葉が続いた。


<春日井“寒天”たけしインタビューPart.01はコチラから>

──チョ・ナムジンの長所はどこだと考えていますか。

「スクランブルですね。打撃も思い切りの良い左フックを持っていて、何と言っても軸がぶれないです。バランスが良くて気持ちも強いです」

──スクランブルに関しては、春日井選手は4月のパンクラスでは翔兵選手をしっかりとバックチョークで仕留め、そのスクランブル戦に持ち込ませなかった。スクランブル全盛のMMA界にあって、しっかりとポジション奪取&極めで結果を残せたのは大きくないですか。

「そう言っていただけると、やってきたこと間違っていなかったと思えます。ありがとうございます。僕はバックからの攻撃が得意なので、警戒してくる選手は多いですし、しっかりと取れることを見せると、これからの対戦相手も無暗に背中を預けて立ち上がらないようになるかと思っています。

実はあの試合に関しては、自分でも成長を感じることができました。翔兵選手、そして若松佑弥選手。この2人がパンクラスのフライ級で本当に勢いがあって強いと感じています。そんな翔兵選手に対し、僕は特に運動神経に優れたわけでなく、次はやられるんじゃないかという気持ちがどこかにあったんです。あの鋭い飛び込みからのパンチで倒されるんじゃないかって。

でも、試合って勝つか負けるか2つに1つ。何が起こるかなんて分からない。だから、自分がコントロールできないことに対して、不安を抱えていてもしょうがない。そんなことを気にして試合に挑むのか、それとも俺は最強なんだと思って戦うのか全く違ってくるんじゃないかって。

負けるかもしれないけど、KOされるかもしれないけど……俺は最強なんだって思った方が、自分の力を出し切れる。翔兵選手との試合はワクワクするという気持ちと同時に、怖いという気持ちがあったのが、試合の1カ月前にそんな風に思えるようになったんです。

倒されても良いから、俺は最強なんだって。だから今回の試合も俺はやれると暗示をかけています」

──なるほどぉ。今回の試合に向けて、どのような調整をしてきたのでしょうか。

「志村道場とALIVE、そしてstArtでやってきました。ベースとなる志村道場のプロ練習が3日に増えて、週に5日は志村道場、ALIVEが2日、stArtが4日ですかね」

──つまり週に11コマは練習していたと。

「それ以上ですね。志村道場では自主練習でチャオさんにミットを持ってもらうようにしていましたし。打撃のスパーは志村道場、MMAのスパーリングはALIVEが多いです。

それと薬師寺ボクシングジムにも通っているので、ボクシングにも自信がついてきました。やってきた全部を出したいですね」

──MMAだけでも5階級のタイトル戦。結果とともに内容が求められる王座防衛戦になるかと思います。

「さらに進化した姿を見てほしいです。他の選手とはレベルの違う試合になると思います。春日井のレベルは日本ではなく、世界レベルになってきた……世界で通用するファイターになったと思われるような試合をする自信が、僕のなかにはあります。僕の格闘技、MMAのレベルが全てにおいて上がっている点を見てほしいです」

■HEAT40対戦カード

<HEATキック・ミドル級選手権試合/3分5R>
[王者] ダニロ・ザノリニ(ブラジル)
[挑戦者] リ・ジフン(韓国)

<HEAT総合フライ級選手権試合/5分5R>
[王者]春日井”寒天“たけし(日本)
[挑戦者]チョ・ナムジン(韓国)

<HEAT総合ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者]ネルソン・カルヴァロ(スイス)
[挑戦者]ソン・ソンワン(韓国)

<HEAT総合バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]赤尾セイジ(日本)
[挑戦者]キム・ソンギュ(韓国)

<HEAT総合ヘビー級王座決定戦/5分5R>
ボブ・アームストロング(ニュージーランド)
イ・サンス(韓国)

<HEAT総合ライト王座決定戦/5分5R>
岸本泰昭(日本)
オク・レユン(韓国)

<キック・ヘビー級/3分3R>
プリンス・アリ(イラン)
カルロス・ブディオ(ブラジル)

<キック・ライト級/3分3R>
般若HASHIMOTO(日本)
キム・ジンヒョク(韓国)

<ライト級/5分3R>
ジャック・ベッカー(豪州)
星子STUDY裕介(日本)

<キック・女子57キロ契約/3分3R>
鈴木万李弥(日本)
ジェニフェル・ファハス(ブラジル)

<ストロー級>
猪原聖太(日本)
いちょうSnugkinともなが(日本)

<キック・スーパーヘビー級/3分3R>
ゴン・ジャンウン(韓国)
KENTA(日本)

<NEWAGEキック・ウェルター契約/3分2R>
安川侑己(日本)
大岩優太(日本)

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