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【UFN112】計量終了 キエーサの正義の鉄拳が、リーの頭上に落とされるか

UFN112【写真】記者会見で乱闘騒ぎを起こしたキエーサとリーが明日、メインで戦う(C)Zuffa LLC/Getty Images

24日(土・現地時間)、26日(日・現地時間)にオクラホマ州オクラホマシティのチェサピークエナジー・アリーナで開催されるUFC Fight Night112「Chiesa vs Lee」の計量が行われた。


メインはライト級で14勝2敗、そして15勝2敗と好戦績を残すマイケル・キエーザとケビン・リーの対戦だ。3連勝中のTUF15ウィナーのキエーザに対し、リーは現在4連勝中と好調をキープしている。一見、さらに上を目指す者同士の一戦で、一気に遺恨が深まったのが5月12日にテキサス州ダラスで開かれた記者会見、6月から7月にかけてメインで戦う選手が一同に集まったサマーキックオフでのことだった。

ラフな格好で、正装したキエーサに軽口を続けるリーが「お前の母ちゃんもチケットを買っているだろう?」という言葉を発した刹那、キエーサは立ち上がり「黙れ、マムのことは言うな」と席を立った。このままセキュリティが割って入るが、キエーサは拳を振り上げたのだった。

前述したようにTUFウィナーのキエーサは、UFCの歴史で唯一毎週のようにライブでサバイバル戦が行われ、現在進行形の形が取られたシーズン15の序盤に父親を病で亡くしている。本来、ホームに入るとシャバに出ることは収録以外では許されないTUFにおいて、このときばかりはダナ・ホワイトが(当然だが帰宅を認め)「戻ってくるのも、戻って来ないのも君次第。この辛い状況だから、戻って来られなくても次のチャンスは与えるから」という言葉を掛けて、キエーサを見送った。

そして――最短期間で里帰りと父との別れを終えてホームに戻ってきたキエーサは、お母さんがケージサイドで見守る仲、強豪揃いのシーズンで優勝を勝ち取ったのだ。

イベントを盛り上げるためトラッシュトーク全盛のMMA界だが、やはり触れて良いことといけないことがある。それすら心理戦と捉えることはできるが、家族をその材料にすることは下品だ。

ここを取り上げ、キエーサが正義の鉄拳をリーに食らわせろと締めることでリーのペースだろうが、ケジメをつけるキエーサの姿が見られることを期待したい。

■ UFN112計量結果

<ライト級/5分5R>
マイク・キエーサ: 155ポンド(70.31キロ)
ケビン・リー: 156ポンド(70.76キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジョニー・ヘンドリックス: 188ポンド(85.28キロ)
ティム・ボッシュ: 186ポンド(84.37キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
フェリス・ヘリッグ: 115ポンド(52.16キロ)
ジャスティーン・キッシュ: 116ポンド(52.62キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ヨアキム・クリステンセン: 206ポンド(93.44キロ)
ドミニク・レイジェス: 205ポンド(92.99キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ティム・ミーンズ: 171ポンド(77.56キロ)
アレックス・ガルシア: 171ポンド(77.56キロ)

<フェザー級/5分3R>
BJ・ペン: 146ポンド(66.22キロ)
デニス・シヴァー: 146ポンド(66.22キロ)

<ライト級/5分3R>
クレイ・グィダ: 156ポンド(70.76キロ)
エリック・コク: 155ポンド(70.31キロ)

<ミドル級/5分3R>
ヴィトー・ミランダ: 186ポンド(84.37キロ)
マーヴィン・ヴェットーリ: 185ポンド(83.91キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
カーラ・エスパルザ: 116ポンド(52.62キロ)
マリナ・モロズ: 115ポンド(52.16キロ)

<ライト級/5分3R>
デヴィン・パウウェル: 155ポンド(70.31キロ)
ダレル・ホーチャー: 155ポンド(70.31キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジャレッド・ゴードン: 149ポンド(57.59キロ)
マイケル・キニョネス: 145ポンド(65.77キロ)

<ライト級/5分3R>
ジェニー・ケース: 156ポンド(70.76キロ)
トニー・マーチン: 156ポンド(70.76キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジョシュ・スタンバリー: 206ポンド(93.44キロ)
ジェレミー・キンボール: 204ポンド(92.53キロ)

マイケル・キエーザ(155lbs/70.31kg) vs. ケビン・リー(156lbs/70.76kg)

【メインカード】
ミドル級マッチ 5分3ラウンド
ティム・ボーシュ(186lbs/84.37kg) vs. ジョニー・ヘンドリックス(188lbs/85.28kg)*
<* ヘンドリックスはミドル級の規定体重をオーバー。試合は予定通りに行われるものの、報奨金20%をボーシュに支払う>

女子ストロー級マッチ 5分3ラウンド
フェリス・ヘリッグ(115lbs/52.16kg) vs. ジャスティン・キッシュ(116lbs/52.62kg)

ライトヘビー級マッチ 5分3ラウンド
ジョアキム・クリステンセン(206lbs/93.44kg) vs. ドミニク・レイエス(205lbs/92.99kg)

ウェルター級マッチ 5分3ラウンド
ティム・ミーンズ(171lbs/77.56kg) vs. アレックス・ガルシア(171lbs/77.56kg)

フェザー級マッチ 5分3ラウンド
B.J.ペン(146lbs/66.22kg) vs. デニス・シヴァー(146lbs/66.22kg)

【プレリム】
ライト級マッチ 5分3ラウンド
クレイ・グイダ(156lbs/70.76kg) vs. エリック・コク(155lbs/70.31kg)

ミドル級マッチ 5分3ラウンド
ヴィトー・ミランダ(186lbs/84.37kg) vs. マービン・ヴェットーリ(185lbs/83.91kg)

女子ストロー級マッチ 5分3ラウンド
カーラ・エスパルザ(116lbs/52.62kg) vs. マリナ・モロズ(115lbs/52.16kg)

ライト級マッチ 5分3ラウンド
デビン・パウエル(155lbs/70.31kg) vs. ダレル・ホーチャー(155lbs/70.31kg)

【アーリープレリム】
フェザー級マッチ 5分3ラウンド
ジャレッド・ゴードン(149lbs/57.59kg)* vs. ミチェル・キニョネス(145lbs/65.77kg)
<* ゴードンはフェザー級の規定体重をオーバー。試合は予定通りに行われるものの、報奨金20%をキニョネスに支払う>

ライト級マッチ 5分3ラウンド
トニー・マーティン(156lbs/70.76kg) vs. ジョニー・ケース(156lbs/70.76kg)

ライトヘビー級マッチ 5分3ラウンド
ジョシュア・スタンズベリー(206lbs/93.44kg) vs. ジェレミー・キンボール(204lbs/92.53kg)

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