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【RFC39】ハム・ソヒと女子アトム級王座を賭けて戦う黒部三奈「死ぬ気で獲りにいきます!」

Mina Kurobe【写真】JEWELSに続き、今年2本目のベルト獲得に向けた意気込みを穏やかな口調で語ってくれた(C)KAORI SUGAWARA

10日(土・現地時間)、韓国はソウルのチャンチュン体育館で開催されるROAD FC39で、日本育ちの韓国女子MMA界のパイオニア=ハム・ソヒと、初代女子アトム級王座を賭けて戦う黒部三奈。

黒部は今年2月、DEEP JEWELSでスギロックを判定3-0で破り、第5代アトム級王者となったばかりで、連勝記録も5に伸びた黒部に初のロードFC参戦と、タイトル戦への意気込みを尋ねた。


──今年の2月にDEEP JEWELS アトム級のベルトを獲得しています。

「試合前は緊張していたんですけど、勝った時はホッとしました。嬉しかったです。まさか自分がそこまで行くとは思っていませんでした。やっているうちにどんどん上に行って『ついにここまで来たか』と思い、本当に嬉しかったです」

──昨年はDEEP JEWELSで4戦全勝し、今年初戦のタイトルマッチでついに5連勝となりました。

「連勝というのをそこまで意識したことはないです。私がいつも勝っているのは本当に運が良い部分もあるし、そんなに自分に自信があるわけではないです」

──DEEP JEWELS戴冠時には世界に挑戦したいとのマイクがありました。あの時点で意識していた大会はあったのでしょうか。

「インヴィクタFCです。あそこが自分の階級の最高峰に見えます。選手も多いです」

──それがロードFCでハム・ソヒ選手との王座決定戦が決まりました。

「最初お話頂いた時は『いきなりハム・ソヒか!』とビビりました(笑)。でも数時間考えてから、やはり戦いたいと思い、『やります』と返事をしました。映像では見たことがありますが、結構大きい会場だし、大会が盛り上がっているので今は本当に楽しみです」

──2014年にハム・ソヒ選手がDEEP JEWELSフェザー級タイトルマッチで2度目の防衛をした大会で、黒部選手も試合をしていますね

「そうですね。試合を実際に見ていました。打撃も強いし寝技も出来るし、本当になんでも出来る強い選手だと思いました」

──彼女のUFCでの試合はどのようにご覧になられましたか。

「はい。1階級上で戦っていたので、体格差が不利になった部分もあるのではないかと思います」

──ストロー級で戦うためにフィジカルを鍛えていました。

「パワーがあると予想しています。ただ、そのパワーに負けない練習は私もしているつもりです。自分より体の大きい人をひたすらテイクダウンする練習をしています」

──練習はどのように行なっていますか。

「所属しているマスタージャパンと、いつもセコンドについて頂いているコーチの宮澤(元樹)さんに見て頂いています。他にも和術慧舟會HERTSさんに女子の選手が集まるので、週1回練習に行っています。

特に何曜日に休みというのは決めずに、疲れて危なそうな時には休むようにしています」

──練習相手が男子選手と女子選手の場合、違いはありますか。

「かなり違います。男性とやる時は相手の男性もうまく手を抜いてくれている部分もあるし、やはり頑張らなければいけない『ここぞの時』が一番分かるのは、同じ体格の女性とやる時です」

──なるほど。今回、韓国の大会への参戦は初めてですが、韓国の女子選手にはどのようなイメージを持たれていますか。

「DEEP JEWELSにもたくさん来ているので試合を見たことがあります。皆さん、気が強そうに見えます(笑)」

──ロードFCへの継続参戦も考えていますか。

「私はいつもそんなに先のことは考えていないんですけど、獲れれば防衛をしていきたいです」

──試合まで3週間弱(※取材は5月24日に行われた)、どのように過ごしたいと考えていますか。

「1週間前までは出来るだけケガの無いように心肺機能を上げながら追い込んでいきます。それが終わったら対人練習はしないで、軽く体を動かして体重調整をします」

──ではロードFCのベルト獲得に向けた意気込みを教えてください。

「試合の時はいつも大一番ですけど、今回も本当に死ぬ気で取りに行きます!」

■RFC39対戦カード

<Road FC女子アトム級王座決定戦/5分3R+Ex1R>
ハム・ソヒ(韓国)
黒部三奈(日本)

<無差別級/5分3R>
ミョン・ホンマン(韓国)
アオルコロ(中国)

<女子無差別級/5分2R>
世Ⅳ琥(日本)
チョン・ソンユ(韓国)

<フライ級/5分3R>
ムン・ジェフン(韓国)
朝倉海(日本)

<ライト級T最終予選/5分3R>
キム・スンヨン(韓国)
ラファエル・フィジエフ(キリギスタン)

<無差別級/5分R>
シム・ユンジェ(韓国)※シム・ゴンオから改名
キム・チャンヒ(韓国)

<ウェルター級/5分3R>
チャ・インホ(韓国)
ラ・インジェ(韓国)

<フェザー級/5分2R>
キム・セヨン(韓国)
イ・ジョンヨン(韓国)

<ライト級T中国予選 /5分2R>
バオ・インカン(中国
ジュマビエク・ハビティ(中国)

<女子アトム級/5分2R>
ホ・ユンハ(韓国)
荒井みか(日本)

<バンタム級/5分2R>
キム・ヨング(韓国)
ヤン・ジェウン(韓国)

<ライト級/5分2R>
イム・ビョンハ(韓国)
キム・ヨハン(韓国)

<ウェルター級/5分2R>
スチュアート・グッチ(英国)
イ・ジンギュ(韓国)

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