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【RFC38】BAMMAライト級王者ベルナウイと対戦、好漢キ・ウォンビン 「岸本選手に教えてほしい」

Ki Won-Bin【写真】同階級のチャンピオンとまるで違ったインタビューの返答だったキ・ウォンビ(C)MMAPLANET

15(日・現地時間)、韓国ソウルのチャンチュン体育館で開催されるROAD FC38で、BAMMAライト級王者マンスール・ベルナウイとライト級トーナメント国際予選で対戦するキ・ウォンビン。

2月の補欠戦の勝利で、同予選出場を勝ち取った韓国の新鋭は昨年11月にGladiator002で岸本泰昭と好勝負を展開するも判定負けを喫していたファイターだ。岸本戦の経験を自信にかえ、すこぶる好青年が予選突破、本戦出場を目指す。


──2月大会でジョン・ジェイルを破り、リザーブファイトで勝利していたのですが、今大会で本予選出場となりました。オファーを受けた時はどのような気持ちでしたか。

「あの試合が終わっても一生懸命練習していたので自信もありましたし、また実力を試すことが出来ることになって本当に嬉しかったです」

──ではリザーブ戦出場となった時の気持ちは?

「いつも試合が決まると嬉しいですね。これもまたチャンスだと考えましたし、掴みきれるものだと考えていました」

──リザーブ戦の勝利で、本戦出場の代役出場のチャンスを待つのと、予選出場で他力本願でなく本戦出場を狙える。心境面の違いを教えてください。

「リザーブ戦で勝利して、トーナメントへの代替出場のチャンスを得たとしても、いつ試合があるか分からない状況で漠然としたまま準備せねばならず、もしかすると皆が期待するチャンスが来ないこともあります。ただ本予選から出場すれば、何を、どのように練習、準備すればいいかをしっかり定めてトレーニングキャンプを組むことが出来ますので、その分、良いですね。ただどちらの場合でもいつも準備が出来てなければならない点は同じだと思います」

──キ・ウォンビン選手は3度の来日がありますが、昨年11月には日本のライト級のトップファイターの一人である岸本泰昭選手にGladiatorで敗れました。ただし、試合内容が良く、韓国の若い選手の強さを示したと評価されました。

「高い評価を頂けていると初めて知りました。そんなことないと思っていましたので。日本では初めての負けでした。岸本選手は本当に素晴らしい選手でした。人柄も。仲良くなりたい──と思いました。判定負けでしたが、本当に良い経験がなりましたし、今から考えれば楽しかったです。試合自体は僕の負けで、悔しかったですが、それ以上に多くのことを学べることができました」

──あの試合はジョン・ジェイル戦やネンディンエルデン戦と違いド派手な殴り合いでなく、重厚なスクランブル戦が展開されました。日本と韓国では戦い方を変えているということはありますか。

「日本での試合だからといって戦い方を変えたわけではなく、対策、戦略ミスでした。シングルレッグ、ダブルレッグの防御と寝技の対策をし、エキサイトし過ぎずに3ラウンドまで冷静に自分のペースで運ばせながら、カウンターで対抗する戦略でした。それがグレコローマンのようなクリンチ状態から、自分の知らない方法で倒されてしまいました。岸本選手に機会があれば、あの技術を是非教えてほしいです(笑)。ただ言っていた通り、あまりにも冷静に、冷静にと考えすぎて、待ちすぎてしまいました。リズムとタイミングが思い通りにならず、グラウンドで押されることになっていきました。

岸本選手との試合では本当に学ぶことが多かったです。まず自分の距離、そしてタイミングについて改めて考え直させられました。そして押す、退く、緩急のつけ方の境界線、動きと力の使い方なども学びました。ファイターとしての自分をより成熟させてくれた、発展させてくれた有難い試合でした。そして日本の選手の方々は礼儀正しく、そして技術面でとても優れていることを改めて感じました」

──そこまで言ってくれると、こそばゆくなりますね。そして、今回の対戦相手はマンスール・ベルナウイです。

「強くて、打ち合いも好むような、どちらかというと本能的でフィジカルも強そうですね。良い選手だと思います。体力もありますし、アグレッシブです。腰も粘り強そうですし。ただそれらは長所であって、短所になりえる部分であると思います。作戦は詳しくはいえないですが、まずは僕も同じように積極的に攻めていくつもりです。そして、岸本千数との試合の時のようにまた世界のレベルを感じてみたいです」

──BAMMAの王者、いってみれば欧州のトップとの戦いですね。

「相手がチャンピオンで、欧州のトップクラスの選手であっても押されずに、むしろ自分が押していきたいです。僕の闘志と忍耐といったメンタルの部分を見てもらいたいですし、面白い試合をする選手だな、とファンの皆さんに感じてもらいたいです」

──では最後にこの試合、そして本戦出場へ向けての意気込みを聞かせてください。

「最善を尽くして準備してきました。今まで積み重ねてきた努力の結晶をこの試合にぶつけます。強い選手と戦って気持ち良く勝ち、より強い選手達と戦っていきたいです。怖さは一切ありません。ベストを尽くしきって勝ちます。ありがとうございます!!」

■Road FC38対戦カード

<Road FCバンタム級王座決定戦/5分3R+1R Ex>
キム・スーチョル(韓国)
キム・ミンウ(韓国)

<無差別級/5分3R>
ミョン・ホンマン(韓国)
クリス・バーネット(米国)

<ライト級トーナメント国際予選/5分3R>
ナム・ウィチョル(韓国)
マイク・ブロンゾウリス(米国)

<ライト級トーナメント国際予選/5分3R>
ブルーノ・ミランダ(ブラジル)
ムングントスズ・ナンディンエルデン(モンゴル)

<ライト級トーナメント国際予選/5分3R>
キ・ウォンビン(韓国)
マンスール・ベルナウイ(フランス)

<ミドル級/5分3R>
桑原清(日本)
キム・デソン(韓国)

■Young Guns33

<バンタム級/5分2R>
パク・ヒョングン(韓国)
ジャン・デヨン(韓国)

<ライト級トーナメント中国予選決勝/5分3R>
シャン・リアンユー(中国)
アマチュシン・フーヘンフウ(モンゴル)

<フライ級/5分2R>
ユ・ジェナム(韓国)
ジョン・ウォンヒ(韓国)

<ライト級/5分2R>
キム・ギョンピョ(韓国)
ジン・テホ(韓国)

<ライト級/5分2R>
チェ・ジョンチャン(韓国)
チョ・ギョンウィ(韓国)

<ライト級/5分2R>
パク・チャンソル(韓国)
イム・ビョンハ(韓国)

<バンタム級/5分2R>
イ・ユンジン(韓国)
ホン・ソンビン(韓国)

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