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【Heat39】エンリケ・スギモト、打撃戦に応じた辰巳を右フックからパウンド葬。2度目の王座防衛に成功

Enrique Sugimoto【写真】HEATミドル級王座、2度目の防衛に成功したエンリケ・スギモト。HEAT王座防衛とともに、国内外でのさらなる飛躍に期待したい(C)MMAPLANET

9日(日)に名古屋市熱田区の名古屋国際会議場イベントホールで開催されたHEAT39。今大会のMMAの締めはHEATミドル級王者エンリケ・スギモトが、辰巳豪人の挑戦を受け同王座防衛戦2度目の防衛戦に臨んだ。

Enrique vs Tatsumi 01<HEAT総合ミドル級選手権試合/5分5R>
エンリケ・スギモト(ブラジル)
Def.2R2分37秒by TKO
辰巳豪人(日本)

オーソ同士、様子見の打撃から辰巳は左ジャブ、続き右を振りつつ組みつくとボディロック&小外刈りで一気にテイクダウンに成功する。サイドで抑えた辰巳に対し、エンリケはハーフに戻し、右腕を差してスイープ狙いからスクランブル──スタンドに戻る。ケージ際の打撃に交換を終えて試合がケージ中央に移動すると、辰巳は左ストレートをヒットさせる。エンリケも左右のローを返し、左フックには左ストレートを当てていく。

Enrique vs Tastumi 02しかし、直後にエンリケは逆に左フックに左を合わされて左目の周囲をカットし、ドクターチェックが入る。手応えを感じたのか、辰巳は打撃戦に応じ、左フックを振るいエンリケの右ローにも右ストレートを合わせるや、シングルレッグからバックへ。ケージに押し込んで正面に回ると、今度は&小外掛けで2度目のテイクダウンを決める。ガードの中からパンチを落として初回を攻勢のうちに戦い終えた。

Enrique vs Tatsumi 032R、ペースを上げたチャンピオンが左&右ローを蹴り込み、左の相打ち。辰巳はエンリケのスピニングバックフィストをよけ、またも左が相打ちになる。セコンドの岡見勇信から「パンチから組みに行けば良い」という指示にも、熱くなかったか辰巳は組まずに打撃戦を続ける。

Enrique vs Tatsumi 04そしてパンチを被弾する数が多くなり、エンリケのレンジに。組める態勢でもパンチに拘った辰巳は右フックを受けて後退。続いて右を振るって前に出たところで右フックを顔面に打たれてダウン。辰巳は顔を覆うようにして体を丸めたところでパウンドを被弾し、レフェリーストップで敗れた。

2度目の王座防衛に成功したエンリケは、ベルトがその腰に戻ってくるとスイスのネルソン・カルバーリョ率いるファイトムーブでの練習仲間、日本の練習仲間や家族に感謝の言葉を述べた。初回のペースで削り続ければ──十分に勝機もあったであろう辰巳、結果論だが打ち合いに応じたことで流れを自ら手放してしまった。


■HEAT39 その他の試合結果

<ISKA世界ライト級王座決定戦/3分5R>
皇治(日本)
Def.3-0:50-45.49-46.48-47
モハメド・ブールフ(ベルギー)

<HEAT総合ライトヘビー級王座決定戦/5分5R>
アラン・ボドウ(フランス)
Def.2R3分23秒by KO
増田裕介(日本)

<HEAT総合ライト級T1回戦/5分3R>
トム・サントス(ブラジル)
Def.2-1 ※偶発的なバッティングでカットし、2R1分55秒までのジャッジの裁定→審議
岸本泰昭(日本)

<HEAT総合ライト級T1回戦/5分3R>
オク・レユン(韓国)
Def.3-0
石川英司(日本)

<キック・スーパーヘビー級/3分3R+ExR>
プリンス・アリ(イラン)
Def.1R1分37秒by TKO
笹田勝俊(日本)

<キック・スーパーヘビー級/3分3R+ExR>
ジュリオ・モリ(ブラジル)
Def.3-0:30-26.30-26.30-27
山下力也(日本)

<キック・72キロ契約/3分3R+ExR>
Tomo(日本)
Def.2R2分25秒by KO
田中STRIKE雄基(日本)

<キック・ライト級/3分3R+ExR>
般若HASHIMOTO(日本)
Def.2R0分56秒by TKO
ダイスケ(日本)

<キック・女子57キロ契約/3分3R+ExR>
鈴木万李弥(日本)
Def.1R1分13秒by KO
キム・ヒジョン(韓国)

<総合ストロー級/4分2R>
猪原聖太(日本)
Def.1R0分07秒by TKO
岡部克己(日本)

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