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【Bellator179】5月19日、ロンドンでローリー・マクドナルド×ポール・デイリー!!

Daley vs MacDonald【写真】爆発力×支配力、デイリー×マクドナルドはタイトル戦線にも大きな影響を及ぼす一戦となる (C)BELLATOR & MMAPLANET

9日(木・現地時間)にBellatorより、5月19日(金・同)に英国ロンドンのSSEアリーナでBellator179を開催し、ローリー・マクドナルド×ポール・デイリーのウェルター級戦を組むことが発表された。


昨年8月にベラトールとの契約を発表したマクドナルドの初戦が、ついに決まった。当初、ベンソン・ヘンダーソンのように即ウェルター級王者──当時はアンドレイ・コレシュコフで、現在はドゥグラス・リマ──に挑戦するのではという憶測もあったマクドナルト。契約から9カ月の期間を経て、ロンドンという敵地でデイリーと対戦という予想外の展開を見せることとなった。

一昨年2月にジョシュ・コスチェックとの因縁マッチ実現要因としてベラトールと再契約を果たしたデイリーは、グラッジマッチこそコスチェックの負傷で実現に至っていないが、この間では昨年7月のロンドン大会でドゥグラス・リマに敗れたものの、4勝1敗と好調を維持している。

特に1月のブレナン・ワード戦の飛びヒザKO劇は圧巻、勝利後からマクドナルドへの挑発も激しくなり、両者の一戦が実現するに至った。一方、マクドナルドは一昨年7月にロービー・ローラーの持つUFC世界ウェルター級王座に挑戦し、歴史に残る激闘を見せるも最後はTKO負け。それでも知力と体力、精神力の極限に至るようなファイトで彼の株が下がることはなかった。

しかし、それから11カ月後のスティーブン・トンプソン戦では、持ち味のレンジとタイミングのコントロールという面で遅れを取り、イマナリ・ロールから足関節という飛び道具狙いのファイトで完敗、UFCとの契約更新をせずに第2のケージ人生をベラトールに求めた。

マクドナルドは左ジャブ、右前蹴りを駆使し、距離を支配してからテイクダウン。さらにスクランブルの局面で見せる強烈なパンチ攻撃など、現代MMAの申し子とされるファイターだ。今年で27歳、MMAが一つのバックグラウンドをもって何かつけ足していく時代から、MMAのために全てをトレーニングするよう変化した時代──その第一世代といえる。

かつて現UFC世界ウェルター級王者タイロン・ウッドリーを完封したように、マクドナルドがデイリーの爆発力を封じ込めることができるか。通好みのマクドナルド×分かりやすさ満点のデイリーの激突といえるファイトといえよう。

ただし、デイリーはワード戦の飛びヒザにしても、直前のスピニングバックフィストを当て、ふらついたところでしっかりと間合いと距離を測っている。ただ、豪快な一発を持っているだけない。ここという場面で爆発的な威力を発揮するフィニッシュブローを持つデイリーもマクドナルドのようなオーソドックスを相手にした時には、まずは左ジャブと左ローで間合いを図り、右ローで前足を削っていくる。

そしてプレッシャーを強めたところで、相手がジャブや右を振るってくると、待っていましたとばかりに強烈な左、あるいは右フックで迎え撃つ。そこからはヒザでもアッパーでもフィニッシュに結びつけるミッション・コンプリート。つまり、デイリーもしっかりと前段階を踏んだファイトを展開しているわけだ。

この局面でマクドナルドが、組みを織り交ぜて自分のレンジで戦いを構築できるのか。マクドナルドのドミネイト、デイリーのフィニッシュに至るまでのプロセスに注目だ。

なお、同大会にはマイケル・ペイジの出場も決まっている。

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