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【Titan FC43】Titan FCジェフ・アロンソンCEOに聞く、「Titan FCってどんなプロモーション?」

Aronson【写真】セレブ感たっぷり(??)のアロンソンCEO (C)TITAN FC

21日(土・現地時間)にフロリダ州コーラルゲーブルスのウォツコ・センターで開催されるTitanFC43「Torres vs Nobre」。

タイタンFCは2006年11月にカンザスシティで活動を開始したプロモーションで、2008年よりHDNet(現AXS)TVで全米中継が行われるようになった。その後、Bellatorで働いていたジョー・ケリーがオーナーとなり、2012年10月にRFAに同プロモーションを売却。

RFAはTV放映権と支配下選手の契約のみが必要で、2013年には再びケリーがタイタンFCの名称を買い戻し、活動を再開した。2014年にそのケリーからタイタンを買い取ったのはジェフ・アロンソン──ヘンゾ・グレイシーの教え子で元MMAマネージメント会社アルケミストのチェアマンだ。

UFC Fight Passでストリーミング中継がされるようになり、世界中から視聴が可能になったフィーダーショー=ジェフ・アロンソンだ。アロンソンCEO就任から、中堅プロモーションからの脱却を目指し、CBS SportsでのTV中継が行われるようになった。

そんな米国MMA界で確実に存在感を増すタイタンFCのジェフ・アロンソンCEOに話を聞いた。
Text by Keith Mills


──ジェフとMMAと最初の出会いは?

「NYに住んでいるころにBJJのトレーニングを開始して、すぐに夢中になった。それから1年後にコマーシャル撮影をした時にファイター達と出会い、自分もMMAの成長に何か役立てると思うようになったんだ。MMAに関わりたいってね」

──その後、アルケミスト・マネージメントを共同で始め、ファイターの面倒を見るようになったね。

「私が別の会社のオーナーをしている時に、レックスとエドの親子ともビジネスをしており、彼らは私のコマーシャル・フィルム撮影を手伝ってくれていた。その時に一緒に仕事をしていたMC・ハマー、レックス、私がどれだけMMAに情熱を持っているのかが分かり、アルケミスト・マネージメントを創ったんだ。

我々は多くのファイターと仕事をしたよ。ローリー・マクドナルト、スティーブン・トンプソン、ステファン・シュトルーフ、そしてブレンダン・シャウブなんかとね。今の私はタイタンFCに専念しているけどね」

──2013年12月にタイタンFCをそのレックス・マクマホンと買収したのは?

「ジョー・ケリーがRFAからタイタンFCの権利を買い戻し、堅実なビジネスをやっていた。でも、もっと良い方向にリードできれば大きく成長すると思ったんだ。彼らはローカル・ファイターを使い固定ファンもいたけど、もっと注目される経験あるファイターを登用すべきだと考えた」

──買収と同時にカンザス・ベースだったタイタンFCの拠点をフロリダに移したね。

「とてもシンプルなことだよ。フロリダには多くのタレントが揃っている。ATT、ブラックジリアン、MMAマスターがあるんだ。コストの削減にもなるし、より質の高いファイターの試合を組むことができるからね」

──そして、AXSでの中継ではなくCBS Sports Networkでの放送に変わった。

「とにかくAXSから離れたかった。いくつものプロモーションの中継があるし、一緒くたにされるのもね……。それにCBS系列での放送のほうがよりタイタンFCのためになる。ただ、それだけだよ。AXSよりCBS SNの方がプロモーションになるから」

──去年の7月からはUFC Fight Passのメンバーになった。以来何か変化は見られるかい?

「私とダナ・ホワイトはアルケミスト・マネージメントの頃から親交があったんだ。UFCは我々が何をやり遂げてきているのか理解していた。そして、他よりも親密だった。ファイトパスでストリーミングが始まりMMAファンはタイタンFCの優れたプラットフォームにより理解を示すようになった。そして、ファイターたちも自分の立場に対して敏感になったよ。良い試合をしようと懸命に戦っている」

──やはりフィーダーショーとしてはBellatorやWSOFよりUFCに選手をステップアップさせたい?

「第一にタイタンFCは、タイタンFCで戦う選手とその試合を見てくれるファンのためにある。そしてファンが喜ぶ試合をしたファイターが結果を残し、UFCへステップアップする。そんな彼らの成功を後押しする。そうすることによって、我々のイベントも成長できるからね」

──一度はTitan FCの権利を買い、AXSで中継が始まったRFAはLegacy FCと合体し、LFAとして今もAXSで放送がありUFCに多くのファイターを送り出し続けているよね。

「エド(ソアレスRFA代表)とは友人であり、ライバル。切磋琢磨しあう仲だ。ただし、他のプロモーションの動向に目をやる余裕はない。私はフルタイムでタイタンFCの仕事にかかりっきりだからね。エドもそうだろうし、彼も素晴らしい仕事をし続けるに違いないよ」

──同じファイトパスにはInvicta FCもあるけど、シャノン・ナップもエドと同じような間柄かな?

「シャノンと私はずっと友人だったから、彼女が成功を収めていることは自分のことのように嬉しい。私と彼女が競合しあうことは無いから、素直にそう思える。インヴィクタもタイタンもファイトパスで成功していることは確かだ。

私にはレックス・マクマホンという素晴らしく献身的に働いてくれるパートナーがいる。そして、米国中のジムとも良い関係で、将来性のあるファイターがタイタンFCを求めているからね」

──日本のMMAプロモーションと何かビジネスを考えることは?

「このところ、日本のMMAを気にしたことはないよ。ヨシユキ・ヨシダとの一件は不幸な出来事だったが、それも過去のこと。我々は常に前進しているからね」

■ Titan FC43計量結果

<Titan FCフライ級選手権試合/5分5R>
[王者] ホゼ・トーレス:124.2ポンド(56.3キロ)
[挑戦者] ペドロ・ノブレ:124.4ポンド(56.4キロ)

<フェザー級/5分3R>
カイオ・ウルグアイ:144.4ポンド(65.5キロ)
マイケル・キニョネス:143ポンド(64.9キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ヴァウジール・アラウージョ:171.2ポンド(77.7キロ)
プレストン・パーソンズ:170.8ポンド(77.5キロ)

<ライト級/5分3R>
ハウシュ・マンフィオ:154.6 ポンド(70.1キロ)
マット・フレヴォラ:153.8ポンド(69.8キロ)

<フェザー級/5分3R>
ブルース・ルッチメディアル:146.6ポンド(66.4キロ)
アンデウソン・ハッチンソン:140ポンド(63.5キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
メディ・ハッサン:203.2ポンド(92.1キロ)
グレゴリー・ロドリゲス:203.2ポンド(92.1キロ)

<176ポンド契約/5分3R>
ウィル・スタークス:174.8ポンド(79.3キロ)
ホゼ・コルテス:176ポンド(79.3キロ)

<フライ級/5分3R>
カーロス・ヘルナンデス:124.2ポンド(56.3キロ)
グスタヴォ・バラート:123.8ポンド(56.1キロ)

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