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【UFC209】11月ドローの世界ウェルター級戦=ウッドリー×トンプソン戦、再び

thompson-vs-woodley【写真】前回の試合はドロー、決着戦が早々に組まれたウッドリー×トンプソンの世界ウェルター級選手権試合だ (C)Zuffa LLC/Getty images

9日(月・現地時間)、UFCより3月4日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナで開催されるUFC209のメインイベントが、UFC世界ウェルター級選手権試合=王者タイロン・ウッドリー×挑戦者スティーブン・トンプソン戦になることが発表された。


11月のNYC・MSG大会=UFC205で対戦した両者、その時は1-0のマジョリティ・ドローでウッドリーの王座防衛となっている。概ね距離のコントロールで優っていたトンプソンだが、4Rに右を被弾しダウンを喫したことで10-8としたジャッジが1人、そしてなぜか初回をウッドリーのビッグラウンドとしたジャッジがおり、結果47-47が2人、48-47が1人のドローとなった。

一発の威力でなく、相手の攻撃を遮断する戦略がトンプソンのポイントに通じなかった。そんな前回の試合だが、スコアはそのまま読み上げられたにもかかわらずスプリット判定勝ちの勝者コールを受けていたウッドリーは、途中で訂正がつけられた際の慌てようは相当なモノだった。

早々に再戦が決定したのも当然の流れだが、ウッドリーはツイッターで「前回の試合はドローでラッキーだったな。負けだドローだって言い争っているけど、もう終わりだ。リマッチの権利が与えられたのだから」と呟けば、トラッシュトーク嫌いのトンプソンは「もとから2試合の契約だった。僕はそれを見てサインしたけど、ウッドリーは見ていなかったんだろう」と反応している。

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