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【UFN98】魅津希in UFCを考察できるアレクサ・グラッソのオクタゴン母国デビュー戦

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alexa-grasso【写真】1993年8月生まれの23歳。念願のUFCデビューを母国で迎えるアレクサ・グラッソ (C)INVICTA FC

5日(土・現地時間)、メキシコはメキシコシティのアレナ・シウダ・デ・メヒコで開催されるUFC Fight Night 98-TUF Latin America03 Finale「dos Anjos vs Ferguson」でアレクサ・グラッソがUFCデビューを果たす。


メキシコ第2の都市グアダラハラ出身のグラッソは幼少期より叔父と父に格闘技を学び、その打撃の完成度の高さは定評がある。これまでのキャリアは8勝0敗、その1勝には日本の魅津希に判定勝ちした一戦も含まれている。

その魅津希戦後に負傷が原因で1年5カ月のブランクを経験したが、復帰戦となったジョディ・エスキベルを相手に、さらに打撃の進歩を見せつけた。オーソの構えから蹴りを交えて、コンビネーションはワンツーからスリーと続く。その3発目がローで終わるなど、ダッチ対角線コンビネーションを近距離で見せるかと思えば、中間距離やや遠目でサイドキック、後ろ回し蹴りも使いこなし──遠い距離からはスーパーマンパンチ、あるいは跳び蹴りからそのまま軸足を変えサウスポーに構えての右の追い突きを見せることもある。さらには下がって迎え撃つカウンターも、コンビネーションを駆使している。

冷静に判断すれば、一発KOというパワーはない。ただし、それは女子打撃競技全般に当てはまる。だからこそ、一発に頼らず繊細なコンビネーションを築き上げてきたのがグラッソのMMAだ。インヴィクタでもストロー級チャンピオン候補だったが、UFCメキシコ大会を機に世界最高峰で戦う道を熱烈なラブコールの下、実現させた。

対戦相手のヘザー・クラークはUFCで1勝1敗。5月にはカロリーナ・コバケビッチに判定負けを喫しているが、攻め込まれても心が折れなかった辺りを如何にグラッソとの戦いで勝機につなげるか。また、グラッソにとって2年振りの母国での試合は、UFCという大舞台もあって──精神的にどのような影響を与えるのか。ただし、内弁慶が多いと言われるメキシコのアスリート。母国のファンの声援をバックに真綿を締めるように拳を当て続けるグラッソの姿がまずは思い浮かぶUFCデビュー戦だ。

何よりもグラッソを通して、魅津希がUFCでどこまで戦るのかが考察できるという点でも非常に興味深い試合となる。

■ UFN98対戦カード

<ライト級/5分5R>
ハファエル・ドスアンジョス(ブラジル/2位)
トニー・ファーガソン(米国/3位)

<TUF Latin Americaライト級T決勝/5分3R>
マルティン・ブラボー(メキシコ)
クラウディオ・プエレス(ペルー)

<ライト級/5分3R>
ディエゴ・サンチェス(米国)
マーチン・ヘルド(ポーランド)

<フェザー級/5分3R>
リカルド・ラマス(米国/4位)
シャーウス・オリベイラ(ブラジル/8位)

<ライト級/5分3R>
ベニール・ダリューシュ(米国/9位)
ラシッド・マゴメドフ(ロシア/15位)

<女子ストロー級/5分3R>
アレクサ・グラッソ(メキシコ)
ヘザー・クラーク(米国)

<バンタム級/5分3R>
エリック・ペレス(メキシコ)
フィリッピ・アランテス(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
エリック・モンターニョ(メキシコ)
マックス・グリフィン(米国)

<バンタム級/5分3R>
エンリケ・ブリオネス(メキシコ)
ドゥグラス・シウバ・ジ・アンドレージ(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
サム・アルヴィー(米国)
アレックス・ニコルソン(米国)

<ライト級/5分3R>
ポロ・レイジェス(メキシコ)
ジェイソン・ノヴェリ(米国)

<フェザー級/5分3R>
エンリケ・バルゾラ(ペルー)
クリス・アヴィラ(米国)

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