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【GLORY13】引退ピーター・アーツの会見でのコメント

Peter Aerts

【写真】引退試合を終え、記者会見に臨んだピーター・アーツ(C)MMAPLANET

21日(土)に有明コロシアムに行なわれたGLORY13で、リコ・ヴォーホーベンと引退試合を戦ったピーター・アーツ。試合直後の記者会見で引退について語ったコメントは以下の通りだ。

――リコとの引退試合を戦って、今の心境は?

「ハードな戦い、気持ちをリコにぶつけた。良い試合だった。ベストを尽くしたよ。キックボクシングを始めた当時に指導してくれた人達、ムラット・ボウジディ、デニー、ダン……(※エロル・ジマーマンから『エロール』という声がとび)、エロール(笑)、妻、可愛らしい子供達、ドクター。彼らに支えられてきた。怪我で何度かもう戦えないっていう状況に陥ったけど、彼らの助けがあって続けることができた。何よりも日本の人々には特に感謝している」

――何度かローキックでスリップダウンを繰り返していましたが、試合前に怪我をしていたということは?

「試合中に蹴られて、バランスを崩したんだ。試合前から痛みがあったわけじゃない。パンチを打とうとしたときに、内側からひっかけられた。ダメージがあったわけじゃない」

――これから何をしたいのか、プランはありますか。

「何も考えていない……。ずっと、この試合に集中してきたから。ジムを開いているし、若い選手をGLORYに送り込みたいね。自分の知識を次の世代に伝えたい」

――完全燃焼できましたか。

「普通はスロースターターで1Rは様子を見て、2Rから攻めるようにするんだけど、この試合は1Rからガンガン攻め続けた。そこには満足しているよ。100パーセント以上、全力を尽くした。お金のために戦っているんじゃない、ファイトするためにやってきたんだ」

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