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【Deep Cage】金原正徳が国内復帰、PXCのアルバレスと対戦。「一から出直し、第1試合でッ!!」

alvarez-vs-kanehara【写真】DEEP、そして国内でどのような戦いを見せてくれるのか。そして、その先に何を見ているのか気になる金原のDeeP Cage出場だ(C)MMAPLNET

28日(金)、DEEPより12月17日(土)に東京都江東区のディファ有明で開催されるDEEP CAGE IMPACT2016「DEEP vs WSOF-GC」に金原正徳が出場し、ロマン・アルバレスと対戦することが発表された。


金原が国内プロモーションの試合に出場するのは2014年4月のDEEP以来、2年8カ月振りとなり、日本での試合は同じ2014年9月のUFN52以来となる。一度は諦めたUFCという舞台だったが、バンタム級国内最強と目される金原でさえ1勝2敗と思い通りの結果を残すことができなかった。

ただし、敗れたハニ・ヤヒーラ戦とマイケル・マクドナルド戦にしても前者はボディを効かせヤヒーラが病院に運ばれるほどの接戦をスプリットで落とし、後者はテイクダウンダウンからポジションで圧倒するも、得意の肩固めを足の指で金網を引っ張る行為で返され、直後にRNCを取られるという試合展開だった。

その力はワールドクラスであることを垣間見せながらの連敗。悔しいUFCリリース後に「気持ちが乗らなければ辞める──というのは簡単。今、辞めても心残りもない。ただし、応援してくれる人に、自分の試合を見てほしいから国内で戦いたいという気持ちもある」と金原は話していた。

今回のDEEP Cage出場に関してプレスリリースに「一からのスタートなので、新たな気持ちで第1試合を希望します! 残り何試合できるか分かりませんが、最後の悪あがきを見届けてください」という言葉を寄せている。

対戦相手のアルバレスはグアムのPXCを主戦場にしているキャリア5勝1敗のファイター。パンチ力があり、スイッチヒッターでオーソの構えの時に前足の左ハイでのKO勝ちもしている。基本、パンチから組んでテイクダウン、あるいは首相撲&ヒザ蹴りというスタンドと寝技ではガードワークも駆使するパウンダーだ。

オールラウンダーではあるが本来はフライ級のアルバレス。フィジカルで優ることを考えると、しっかりと削って極めが求められる金原だ。

大塚隆史×フェルナンド・ヴィエイラ=WSOF-GCバンタム級王座決定戦、中村優作×ローレンス・ギグリオ=WSOF-GCフライ級王座決定戦、吉田善行×片平なぎさのウェルター級GP1回戦が発表されている同大会。金原×アルバレス以外に、今回のリリースで18日の後楽園ホール大会でDEEP初戦を安谷屋智弘にRNCで敗れたランボー宏輔が、ストロー級に階級を落として石綱テツオと対戦する一戦、そして遠藤大翼×ソン・ジンスのバンタム級戦などが組まれることが明らかとなっている。

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