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【UFN33】ハント対ペイザォンは、2人の勝者生む激闘に

<ヘビー級/5分5R>

マーク・ハント(ニュージーランド)

Draw 1-0: 48-47, 47-47, 47-47

アントニオ・ペイザォン・シウバ(ブラジル/4位)

距離を取るペイザォン、サウスポーに構え横蹴りを見せる。すぐにオーソに戻したペイザォンはローキック、ハントは動かない。再びサウスポーからサイドキックを見せ、オーソに戻し右ローを放つペイザォン。前に出たハントの左フックが空振りになるが、ペイザォンも組みにいけない。回るペイザォンが右ハイキック、ハントは苦も無くかわす。左ジャブから右ストレートを打ち込んだハントだが、これは踏み込みが甘い。と、接近戦でペイザォンの右がヒットしハントが腰から崩れ落ちる。

立ち上り際に首相撲からヒザを狙ったペイザォンは、ここでもサウスポーで距離を取る。残り2分、ハントの右ローをかわしたペイザォンは右の前蹴りから右ストレートにつなげる。右ストレートから前に出るハントに対し、ペイザォンも右を返し組みつく。体を入れ替えてケージにペイザォンを押し込んだハントだが、再び距離を取り直す。残り15秒、ペイザォンが右ミドルから右ストレートを放ち距離を取ったところで初回が終了した。

2R、ハントが左フックから右を振るって前へ。右の蹴りと右ストレートで対抗するペイザォン。ハントの右ストレートをかわし、パンチから組みつくペイザォンだがハントも防いで距離を取り直す。打撃の神経戦、削られるのはそれでもペイザォンか。そのペイザォンが後ろ回し蹴りを見せるが、これは目測を誤り空振りに。ハントは右ボディストレートを伸ばす。オーソに戻して右ハイを見せたペイザォンは、右ストレートから前へ。思わずステップバックしたハントだが、右ストレートを打ち返す。

残り2分、サウスポーのペイザォンに右ローを蹴り込んだハントが右フックを振るう。ハントは続いて右ミドル、ペイザォンもサウスポーに構え左ミドルを蹴っていく。と、ペイザォンの右ローを受け前のめりに崩れそうになったハント。ペイザォンはここでも攻め急がず、サイドキックを入れる。

3R、左から右を振って前に出るハント。ペイザォンは右に回ってよけるが、ハントは組みついてテイクダウンへ。立ち上がり際にバックを許すも、胸を合せたハントは距離を取ったハントに右の前蹴りを放つ。ハントの右ストレートに逆にテイクダウンを狙ったペイザォンだが、足を掛けたハントがテイクダウンを奪いそうになる。ケージを背にして立ち上がり、回り込んだペイザォンが右ローを入れる。前に出るハント、一旦距離を取って右ストレートを打ち込むとペイザォンが真後ろにダウン。

パウンドを打ち込むハント対し、ペイザォンは潜ろうとするが頭を胸につけられて上体を起こすことができない。ゴツゴツとしたパンチを落すハント、ペイザォンはヒジを受けて目も虚ろになる。このままパンチを落し続け、ハントがビッグラウンドとした。

4R、すぐにパンチで仕掛けたハントは、ペイザォンをケージに押し込む。離れたハントに右ローを入れたペイザォンが右ストレートからテイクダウンを狙うも、体を入れ替えたハントがここでもテイクダウンに成功する。ペイザォンの腕十字をケージに頭と突っ込むようにして潰したハント、ここでペイザォンが立ち上がる。

右エルボーから左フック、右を打ち込んだハントだが、ペイザォンは前進を止めず右ストレートからショートのアッパーでハントをケージに押し込む。テイクダウンを狙ったハントを潰してトップを取ったペイザォンが、パンチを落す。ハーフのハントから殆どペイザォンがマウント状態になると、ブリッジを潰してパンチを連打する。エルボーと左右のパンチを受けたハントは流血、それでも足を一本戻す。ペイザォンも攻め疲れで動きが止り、4Rが終了した。

最終回、いきなりオクタゴン中央で足を止めて打ち合った両者。ハントの左でペイザォンがふらつく。それでも前に出るペイザォンは、ここで組みついてヒザ蹴りへ。ハントは右を振るって前に出ると、右エルボーを放つ。完全に足を止めて打ち合う両者、とペイザォンはここでテイクダウンを仕掛け凌がれる。

顔面を真っ赤に染めるシウバに、ボディから右フックとハントがラッシュを掛ける。ケージを背にしたペイザォン、ここでレフェリーがブレイクを命じドクターチェック。再開後、ペイザォンが右ローから左ジャブ、左エルボーを繰り出す、ハントは右エルボーから左フック、ペイザォンの右ストレートで棒立ちのハントはそれでもテイクダウンを許さない。ペイザォンはエルボーから左右のフックを打ち込むと、ハントが左エルボーで反撃。右エルボーでふらつくペイザォンだが、前に出てハントをケージに押し込む。

残り1分、体を入れ替えたハントは首相撲に捉えられてもショートアッパーを突き上げ、ハントもヒザを見舞う。ヒザから左右のフックを受けて、組みついていったハント。最後まで立ち続け、拳を振るい合った両者は、試合終了と同時に肩を抱き合って健闘を称えあった。ジャッジの裁定は、ハントに一票、ドローが2人、結果――2人の勝者を生んだ激闘となった。

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