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【Top FC12】メインはフェザー級選手権、格闘百般イ・サンスの復活、キル・ヨンボックは掟破りの参戦

lee-ming-gu【写真】戦績5勝2敗のチャンピオン。PXCでも勝利をするなど、ケージ内の経験値は高い (C) MMAPLANET

11日(日・現地時間)、韓国ソウルのソウル・オリンピックホールで開催されるTOP FC12。日本から佐藤豪則とタイガー石井が出場する同大会のメインはイ・ミングにチェ・スンウが挑戦するTOP FCフェザー級選手権試合だ。


王者イ・ミングは3月のTOP FC10で前王者との接戦を制しベルトを巻き、今回の試合が初防衛戦となる。挑戦者のチェ・スンウのMMAキャリアはまだ4戦で4勝、TOP FCでの2試合でKO(TKO)をしており、この他では中国のAar of Warとクンルン・ファイトMMAで台湾人ファイターとカザフスタンの選手に判定勝ちを収めている。

MMAでの経験は正直、少ないチャレンジャーだがムエタイ&キックでは51戦36勝11敗4分という戦績を残しており、韓国を代表するナックモエという評判を取るストライカーだ。当然、そのスタイルもスプロール&ストライクス。イ・ミングはプサンのチームMADと並び称されるレスリングに強いKTT所属だが、チェ・スンフのコーチはかつて小見川道大を破っている元ROAD FCファイターのクォン・ベヨン。そのクォン・ベヨンは「日々のトレーニングが違う」とチェ・スンフの勝利に絶対の自信をのぞかせている。

セミのヘビー級戦はイ・サンスが4年7カ月振りのMMA復帰戦で、グアムのロケ・マルチネスに挑む。2012年2月のROAD FC参戦後、兵役、負傷、自らのビジネス展開という事情もありMMAを離れていたイ・サンス。かつては現UFCファイターのヤン・ドンイ、新団体ALL FCのミドル級王者ヤン・ヘジュン、そしてTOP FCミドル級王者キム・ジェヨンと韓国中量級ベスト4と称されていたファイターは、MMAを離れていた間も、実は様々な格闘技にチャレンジしていた。

日本では今年の5月に行われた空手道勇誠会主催の「第19回全日本格闘空手選手権──総額100万争奪トーナメント」──というフルコンタクト空手ルールに掴み、投げ、絞め、関節に加え金的攻撃が認められ、延長では顔面へのパンチも許される過激な体重無差別のトーナメントを制している。

また昨年11月にモスクワで行われた世界サンボ選手権、コンバットサンボ100キロ超級で銀メダルを獲得、さらには韓国の新キックプロモーションTASでキックデビューを果たし、果ては2×2のMMAに出場するなど、格闘百般の地でいっている。TOP FCとPXCで5連勝中のマルチネスを相手に、どのような復活パフォーマンスを魅せるのか非常に楽しみなイ・サンスだ。

また今大会は上記のイ・サンス以外にもROAD FC離脱組の出場が目立つ。中でもフェザー級でキム・パンスと対戦するキル・ヨンボックは単なるロードFCファイターに止まらず、ジョン・ムンホン代表率いるチーム・フォースの中心メンバーだった選手だ。DEEP DREAMに派遣させるなど中核にあった選手のTOP FC出場は、韓国では非常にセンセーショナルに受け止められている。

対するキム・パンスはアンディ・サワーと対戦経験もある元キックボクサーで、韓国ではボクシングで国内王者になっている。完全ストライカーのキム・パンス、グレコの豪快な投げを得意とするキル・ヨンボックがコリアン・ゾンビMMAで如何にMMAを消化してきたのか、その点が勝敗を左右するだろう。

同じくフェザー級戦でキム・ソンヒョンと戦うイム・ビョンフィはロードFC版リアリティTVショー=チョモギオンダ・シーズン3の優勝者。キル・ヨンボックともどもロードと犬猿の仲にあるTOPへの掟破りの参戦はやはり韓国内で大いに注目を集めている。

■ TOP FC12対戦カード

<TOP FCフェザー級選手権試合/5分5R>
[王者] イ・ミング(韓国)
[挑戦者] チェ・スンウ(韓国)

<ヘビー級/5分3R>
イ・サンス(韓国)
ロケ・マルチネス(グアム)

<ライト級/5分3R>
ホン・ソンチャン(韓国)
佐藤豪則(日本)

<フェザー級/5分3R>
キル・ヨンボック(韓国)
キム・パンス(韓国)

<フェザー級/5分3R>
イム・ビョンフィ(韓国)
キム・ソンヒョン(韓国)

<フェザー級/5分3R>
ユン・テスン(韓国)
ソン・ドゥリ(韓国)

<フェザー級/5分3R>
ホン・ジュンヨン(韓国)
ジョン・ハングック(韓国)

<フェザー級/5分3R>
ファン・ヨンジン(韓国)
クォン・セユン(韓国)

<フライ級/5分3R>
イ・ミンジュ(韓国)
タイガー石井(日本)

<バンタム級/5分3R>
パク・サンヒョン(韓国)
パク・ヒョンウ(韓国)

<ライト級/5分3R>
イ・ギョンファン(韓国)
イ・ムヒョン(韓国)

<ライト級/5分3R>
ソン・チャンヒ(韓国)
バン・チェヒョク(韓国)

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