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【ONE47】ライトヘビー級タイトル戦線浮上へ。水野竜也、新顔ガルバォンの腹を蹴り抜け!!

Tatsuya Mizuno【写真】ガルバォンの圧力をかわし、一刺しを続けてONEで初の連勝を狙いたい水野 (C)ONE

明日2日(金・現地時間)、マレーシア・クアラルンプールはスタジアム・ネガラでONE47「Unbreakable Warriors」が開催される。メインはライト級に階級を挙げたイブ・タンとロブ・リシタの一戦が組まれた同大会に、日本から水野竜也が出場する。


その水野と対戦するジルベウト・ガルバォンはキャリア10年、戦績28勝5敗1分を誇るONEニューカーマ―だ。NitrixやWOCSなど、ブラジルの人材育成プロモーションで主に戦績を重ね、15の一本勝ちと2つのTKO勝ちをしている。このレコードだけでもガルバォンは典型的なグラップラーと判断できるだろう。

立ち技に関してはガードで顔面を覆い、やや遠目の位置からテイクダウンに結びつけるためのようなオーバーハンド、そしてフックを振り回す。このパンチでダウンも奪っており当たれば威力はありそうだ。ただし、ガルバォンの主目的はパンチに反応して重心が高くなり、後ろに下がった相手に組みつくことにある。

テイクダウン後はしっかりと抑えて、関節や打撃につなげるので、水野としては背中をつけた状態が長引くことは避けたい。序盤はガルバォンの迫力のあるフックに対し、しっかりとサークリングをして真正面から組まれないことに気をつけたい水野。そうすればパワーがあっても決して打撃が得意とは思えないガルバォンは、組もうとする動きで疲れてくるはずだ。

さらに前述したようにガルバォンはガードが高く、顔面を守る傾向にあるため必然的にボディはがら空きになっている。オーソでボディが空いている相手に対し、サウスポーの水野は当然ながら左ミドルを効かせたい。また、ローもそのまま受ける嫌いがあるので左インサイドローで前足を削っていきたい。

右ローでなく、左ローだと蹴った後に右に移動していけば、ガルバォンは右フックを合わせることは難しいだろう。5月のムハンマド・アリ戦でも、このような勢いのあるパンチに冷や汗をかくシーンもあった水野だが、最後はボディへテンカオを効かせてTKO勝ちに結びつけている。寝技に持ち込まれると、アリよりガルバォンのコントロール力は上。よって、よりその勢いに巻き込まれることなく戦いたい。

水野が大敗を喫したジェイク・バトラーが、前回大会でマルチン・プラチニオに完敗したことで、ONEライトヘビー級戦線は挑戦権待ちの順番が一度シャッフルされた。つまり水野にとってもこのガルバォン戦は非常に大切な一戦であり、また勝利を計算できる相手なので、タイトル戦線浮上のためにも必勝の腹攻撃から顔面へのコンビネーションを見せてほしいものだ。

■ONE47 対戦カード

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
イブ・タン(ニュージーランド)
ロブ・リシタ(豪州)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ピーター・デイビス(マレーシア)
シャノン・ウィラチャイ(タイ)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
アン・オスマン(マレーシア)
エイプリル・オセニオ(フィリピン)

<ミドル級(※93.0キロ)/5分3R>
水野竜也(日本)
ジルベウト・ガルバォン(ブラジル)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
ジアーニ・スッバ(マレーシア)
ヤゴ・ブライアン(ブラジル)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
トレストル・タン(フィリピン)
アギラン・タニ(マレーシア)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
ケアヌ・スッバ(マレーシア)
ワカー・アマール(パキスタン)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
ブルーノ・ピッチ(ブラジル)
ムス・ナーティエビエク(中国)

<アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
ジェニー・フアン(台湾)
ジート・トッシ(インド)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
ヒシャム・サムス(マレーシア)
ムハマド・アイマン(マレーシア)

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