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【WSOF-GC03】田中路教、TAMジャパンの盟友について語る<01>「ユーチャクの心の成長が見られた」

Nori【写真】自らの試合についても、近々発表できそうな状況になりつつあるという田中──代謝が良すぎて困っている──に、チーム・アルファメール・ジャパンの盟友について尋ねた(C)MMAPLANET

7月30日にWSOF-GC03のWSOF-GC世界フライ級王座決定トーナメント準決勝でティム・ムーアを破った中村優作。

その中村のセコンドとして、現地を訪れていたチーム・アルファメール・ジャパンの盟友、田中路教に中村の試合、そして今週末にUFCに出場する石原夜叉坊について話を聞いた。

まずは田中の中村優作×ティム・ムーア戦の選評からお届けしたい。

──まずはフィリピンでの中村選手の試合について、どのような印象を持ちましたか。

「しっかりと全ラウンドを取り、ジャッジ3者が30-27をつける判定勝ちでした。弱い相手じゃなかったです。精神的にも強くて、打撃を貰っても怯まない。ユーチャクの打撃を貰っても精神的なブレがなかったです。

でも、このレベルになると気持ちの弱いヤツなんていなくなるので。これからはそういう相手ばかりになるし、そういう選手にきっちりと勝てるようになったことで、ユーチャクの成長が見られた試合でした」

──クリーン・テイクダウンを許すこともなかったですね。

「背中をつける場面が全くなかったので、尻餅からそこそこそ対処していました。1RにはKOできそうなところもあったのですが、ただユーチャクも次は5Rになるというのがあるので、今回は3R戦って経験を積みたかったみたいです。それもあったので無理をして攻めることはなかったです」

──田中選手から見て、百点満点で何点の試合でしたか。

「そうッスね。動き時代は……毎回なんですけど、百点はつけられない。試合になると距離が合わなかったり、本来の良さを発揮できるとは思えないです。練習でその強さを知り抜いているので、どうしても試合のときは幾分落ちる……。

でも、以前のように心の弱さを見せることがなかった。打撃を貰ったり、自分のやりたいことができないと、心の弱さが動きでていたのが、前回のギグリオ戦も今回の試合もほぼ出ずに戦うことができていたので、精神的な成長が見られるようになったと感じました。

チームでやるようになり、リーダーとして引っ張ってくれていることが、ユーチャクの精神的な成長につながったんじゃないかと思います」

──海外での試合は初めてでも、問題はなかったですか?

「フィリピンと日本だから違うというのはなかったです。警戒心がめちゃくちゃあることは日本もフィリピンも同じですし(笑)。そこまで警戒するのかって。日本から水を持ってきて、生野菜も食べていなかったです。

朝食の時も警戒心が凄くて(苦笑)。パンを一つ食べるにしろ、『これ食べて大丈夫かな』とか言って。まぁ、それもいつも通りなんですけど(笑)。

ホテルとかめっちゃ良くて、部屋も綺麗で。僕がPXCで泊まっていたホテルとは全然違うし、食事も立派。そんなちゃんとしたホテルでも、あの警戒心の高さはユーチャクらしいです。『俺、このパン、全部食ったら負けるような気がする……』とか言い出して(笑)。一切れだけ残すんですよ」

──ハハハ。それがまた中村選手らしいですが、これで年内にローレンス・ギグリオと再戦することが決まりました。

「ギグリオは今回の相手が強くて。判定はもめていたけど、ちゃんと勝ちました。そういうストーリーじゃないけど、苦戦し判定もどうなのって言われた相手と12月に再戦して、きっちりと勝つ──それもユーチャクが次のステップにいくために必要なことだと思います。

ギグリオは相当強いです。前回の試合はチームとして、万全の準備を整えることができなかったので、次はそんなことがないようにします。強いですが、対策が立てやすい相手でもあります。だから、その対策を実行するためにもユーチャクも成長が必要になり、僕らがそれをサポートしていかなければならないです」

<この項、続く>


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