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【Pancrase280】ナチュラル・ボーンMMAファイターがデカゴン初陣。松嶋こよみ 「ホームに戻る気分」

Koyomi Matsushima【写真】生まれながらのMMAファイターが、デカゴンでキャリア3倍の牛久に対しどのような試合を魅せるか(C)MMPLANET

20日(月)、パンクラスより9月11日のディファ有明大会=Pancrase280に昨年のプロ修斗ウェルター級(※70.3キロ)新人王、ナチュラル・ボーンMMAファイター=松嶋こよみが初参戦、牛久絢太郎と対戦することが発表された。

幼少期より極真空手、柔道、レスリング、そしてキックボクシングの練習を続け、高校はレスリングの名門・京都の網野高校へ。特待生として東洋大学に進学も1日でも早くMMAファイターになることを目指し中退、小学校の時にレスリングを学んでいた古巣AACCでプロを目指すこととなった。

そこで岩崎達也氏と出会い、全局面空手の指導を受けるようになった松嶋は3カ月後にアマ修斗関東選手権、半年後に全日本を制しプロデビューを決めた。その後は修斗、カナダ、そしてPXCで5試合連続のKO勝ち。今年の4月にPXCで2階級のタイトル挑戦経験があるロランド・ディにキャリア初の黒星、一瞬の隙を突かれた逆転KO負けを喫して以来の復帰戦がデカゴンとなった。

既にKOPフェザー級王座挑戦権、そして暫定王座決定戦に出場している牛久とのマッチアップは松嶋への期待の高さといえるだろう。明らかに経験値で上回る日本人選手との対戦は、順風満帆なキャリアアップから、タフなキャリアの積み方に転じたといっても過言でない。そんな松嶋のパンクラス初陣、意気込み&パンクラス出場の決意は以下の通りだ。

松嶋こよみ
「パンクラスに出場するのは、小中学生の頃ピーズラボで練習をしていた事もありホームに戻ってきた気分です。PXCで負けて早くケージの試合をしたかったんですが、なかなか決まらなく修斗がケージになるという発表がある前にお話しをいただいたので、参戦を決めました。

正直PXCでの借りはPXCで返したいと思っていますが、オファーを待っていても始まらないのでここでしっかり勝っていこうと思います。

牛久選手については何度かパンクラスを会場で見ていて、いつか戦うような気がしていたので「あぁ、やっぱり(笑)」という気分です。見ていてもすごく強いと思うし、これからの格闘技界を担う選手だと思いますが、それは僕も変わらないので注目していただきたいです」


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