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【Bellator104】リック・ホーン、2階級で通算3度目の決勝進出

2013.10.19

<シーズン9ウェルター級T準決勝/5分3R>
リック・ホーン(米国)
Def.3-0:30-27,30-27, 30-27
ブレント・ウィードマン(英国)

左ジャブを伸ばし、組みついたウィードマンだが、大内刈りを返されグラウンドでパンチを受ける。ホーンは寝技にいかずに、スタンドでウィードマンを待ち受ける。ウィードマンの右ローに右ストレートを合せてダウンを奪ったホーン、ここはガードの中に入り左のパウンドを落す。ウィードマンはクローズドからハイガード、頭を抜いたホーンがスタンドへ戻る。

ウィードマンも立ち上がって左ロー、左ストレートを伸ばすが、右フックを受ける。真っ直ぐ飛び込むテイクダウンは簡単に切られたウィードマン。ホーンはヒザもサイドに回って避けると、左右の連打を打ち込む。残り1分、細かいステップを駆使するホーンに、ウィードマンは追いかけて前蹴りからヒザを入れるが、接近戦で右フックを受けたところで1Rが終了した。

2R、ウィードマンは左ミドル、前蹴りで間合いを測るも、ホーンの伸ばす右を受ける。ホーンは左フックを打ち込んだが、真っ直ぐ下がったところでウィードマンがヒザ蹴りからシングルへ。背中を向けて足を引抜いて距離を取ったホーンの左がウィードマンを捉える。ウィードマンのパンチが良く見えているホーンは、左ジャブのダブルから左アッパーを突き上げる。

残り90秒、距離を取った展開が続き、ウィードマンの踏み込んだパンチをホーンがよける。ウィードマンは左ハイを放つも、ホーンがブロックし右ストレートをヒット。前蹴りを連続で出すウィードマンだが、右を連続で被弾し、攻勢に出られないまま2Rも終わった。

3R、いきなりホーンがワンツーを打ち込む。ウィードマンも左を返すが、逆に左を顔面に被弾する。ウィードマンはスピニングバックフィストの空振りから、組みにいくってがぶりからヒザを見せるホーンは落ち着いて、大内刈りでテイクダウンに成功する。ラバーガードをウィードマンがクローズドに戻す。鋭いパンチを落したホーンにウィードマンが三角を仕掛けると、担ぎから立ち上がる。空振りでもとにかく前に出てくるウィードマンに、ホーンは右アッパーを突き刺す。

ウィードマンも残り1分を切り、ボディショットを打ち込むなど、最終回は手数で勝る。ホーンは足を使って間合いを取りつづけると、試合終了の合図とおもに両手を広げる。同じく両手を高々と掲げたウィードマンだが、判定では劣勢は否めない。結果、ホーンがフルマークで判定勝ちを収め、ウェルター級では2度目、ライト級を合わせると3度目の決勝進出を決めた。

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