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【OFC11】フェザー級初戦前夜。青木真也 「自分と向き合えた」

Shinya Aoki

【写真】モック計量と本計量では、全く体つきは違う。この後、ファンサービスのサイン会など公式行事をこなす必要があるが、本計量のボディの説得力をファンに浸透させたいものだ(C)MMAPLANET

18日(金・現地時間)にシンガポール・インドアスタジアムでOFC11 「Total Domination」の本計量が17日(木・同)、午前9時にコプソルン・キングスホテルで、公開モック計量が午後8時半よりCHJIMESハート・オブ・ザ・シティで行われた。

今回、初めてフェザー級戦に挑む青木真也は、本計量時からダイエットにつきもののイライラやストレスを感じさせることなく、非常にリラックスした状況で65・5キロで計量を終えている。

本計量から11時間半後、体重も順調にリカバリーできた青木に、モック計量後インタビューを試みた。

──初めてのフェザー級の試合に向けて、本計量とモック計量が終了しました。順調に体重は落せたでしょうか。

「体重が凄く戻らないようにしています。リカバリーは3・5キロから4キロぐらいまでにしています」

──ということは通常の体重をかなり低めにしていたということですね。

「70キロぐらいで良いパフォーマンスが出せるくらいにしてきました。トレーニングキャンプに入る前に71キロから72キロでキープしていました。日本にいるときで、それぐらいでしたね」

──本当に普段から体重を抑えていたのですね。

「8月で72キロぐらい、9月に入ってからは71キロ代にしていました」

──実際にライト級の時と比較して、フェザー級で戦うことを意識し、体重も調整してきたなかで練習でもパフォーマンスに違いを感じることはありましたか。

「それが……今までと違いがないので、なんか怖いです。日本で練習しているときも、皆が『力も何も変わらない』と言っていたので、それは正直怖いです」

──正直、コディ・スティーブンスという相手は、フェザー級転向という部分がなければ、『何だ、この相手は?』という微妙なファイターです。計量の時も様子も、どこまで勝つつもりで来ているのか――疑ってしまうような雰囲気でした。

「分からないです。そういう感じなのも、僕からすると怖いので。何を考えているか、分からないです。所属している自体もそうだし、何を持っているのか……。怖い、本当に怖いです。アギナルド・ルポンの時のようです。開き直って、乾坤一擲狙ってくるのが怖いです。誰と戦っても、同じように試合なんで、怖いですよ」

──青木選手と対戦する相手は、まず寝技を避けてそこを狙ってくるわけですし、そういう相手に自分の試合をするためのイヴォルブでの練習があるということですよね。

「現時点でいえば、仕上がりの具合も凄く良くて、計量が終わったあとの食事も摂生ができていますし、ここでもう一つ、試合まであと1日、今の状態を守り抜きたいです。ちゃんと、決められたことを」

──ところでフェザー級は一度トライしてみるということなのですか、それともずっとこのままの体重で戦っていくのか。

「このままでいきます。フェザー級で戦います」

──この公開計量と朝の本計量では、体つきが全く違いますね。

「全然違います」

──朝のバキバキぶりは、あそこまでのバキバキぶりは、日本人選手の計量では余り目にしたことがないです。

「だいぶ戻りましたよね。あれだけ落しても、体調は全く問題なかったです」

──人間って、あそこまで皮下脂肪がなくなるものかと驚きました。

「体脂肪は5パーセントから7パーセントの間だったと思います。自分とは、向き合えたと思います」

──そこで絶対的なパフォーマンスでなく、フェザー級の相手と戦うことで相対的なパフォーマンスに向上が見られるのかどうか。それがMMAとしては重要になってきます。

「一生懸命戦います。ちゃんとやってきた結果が、あの体だったわけで。そこは分かってもらえると思います。とにかく、明日、ケージの中で頑張ります」

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■OFC11「Total Domination」計量結果

<OFC世界バンタム級統一戦/5分5R>
ビビアーノ・フェルナンデス(60.9キロ)
キム・スーチョル(61.1キロ)

<フェザー級/5分3R>
コディ・スティーブンス(65.8キロ)
青木真也(65.5キロ)

<ライト級/5分3R>
ピーター・デイビス(70.1キロ)
エディ・アング(70キロ)

<ミドル級/5分3R>
ハファエル・シウバ(83.75キロ)
水野竜也(83.4キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
シルヴェイン・ポター(93キロ)
ジェイク・バトラー(92.95キロ)

<フェザー級/5分3R>
シャノン・ウィラチャイ(65.7キロ)
ミッチ・チルソン(65.7キロ)

<フライ級/5分3R>
キム・ディマ(56.7キロ)
レネ・カタラン(56.7キロ)

<女子ストロー級/5分3R>
アン・オスマン(52キロ)
シェリリン・リン(52キロ)

<72キロ契約/5分3R>
アレックス・リン(71.9キロ)
ジュアン・ウェンジー(71.75キロ)

<バンタム級/5分3R>
マーク・マルケリヌス(59.35キロ)
スティーブン・ランズダウン(60.9キロ)

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