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【RFC32】福田力の復帰戦は中国大会、侮れないキム・フンと対戦

RFC32【写真】失ったベルトを取り戻すため。福田にとってキム・フン戦は非常に重要になってくる(C)MMAPLANET

30日(火・現地時間)、ROAD FCより7月2日(土・同)に湖南省長沙のフーナン・インターナショナル・コンベンション&エキシビションセンター(湖南国際影視会展中心)で開催されるROAD FC32に福田力が出場、キム・フンと対戦することが発表された。

キャパ2万人、ROAD FCがリアリティTVショーを制作するフーナンTVでのおひざ元で、ボブ・サップ×アオルコロ戦に続き明らかとしたのは前RFCミドル級王者の復帰戦だ。福田は今年の1月に昨年7月に獲得したミドル級のベルトをチャ・ジョンファンに譲った。

それから半年、サウスポーの構えから放たれる力強い拳の距離を伸ばすなど、改めて自らの打撃を見直すことで、鉄板のテイクダウンの強化を図って来たという話も入って来る福田。そんな彼の対戦相手キム・フンは戦績こそ9勝11敗だが、強打の持ち主として名が知られている。

香港を拠点に置いて活動していたLegend FC時代には中村K太郎とウェルター級で対戦し、拳の負傷でTKO負けを喫しているが、離れては前蹴り、ゼロ距離でヒザを見せ、ガードを強いられても頑強なロックダウン、さらにオモプラッタを仕掛けるなど、侮れないスキルを見せていた。

元UFCファイターのルイス・ベイサォン・ルイスと分けているキム・フンに対し、福田としてはやはり打撃戦を制して、テイクダウンからパウンドで削ることが大切になってくる。何よりもトップをとってもスクランブル、あるいはブレイクでスタンドに戻ることに焦りを感じることのないスタミナ作り、その辺りを仕上げていけば失ったベルトを取り戻すため──RYOと新旧DEEPミドル級王者同士で挑戦権を争うスタート台に立てるに違いない。

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