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【UFN28】失速トリナルドに、ホールマンが逆転一本勝ち

2013.09.05

<ライト級/5分3R>
ピヨトル・ホールマン(ポーランド)
Def.2R3分50秒 by キムラアームロック
フランシスコ・トリナルド(ブラジル)

細かく左手を前後に動かすホールマン、サウスポーのトリナルドは左を伸ばし、右から左のボディを狙う。ホールマンの左ローに左フックを合わせたトリナルド。ホールマンの前進には、スッと距離を取る。左ハイを見せるトリナルド、ブロックの受けからもハイキック、左フックを入れると、左ミドルでホールマンがヒザを着く。立ち上がったホールマンは右ミドルを見せるも、距離を詰められてケージに押し込まれる。

距離を取ったトリナルドの左ローを受けたホールマン、さらに左アッパーをヒットされる。間合いを取り直したホールマンは、トリナルドの左ミドルを受け、動きが止る。さらに左ミドルを受け、右フックにダブルレッグを合わされる。立ち際に体を入れ替えたホールマンだが、攻められ続けた初回となった。

2R、トップを取ったホールマンに対し、ハーフから潜ったトリナルドがシングルを取って立ち上がる。距離を取り、もう一度テイクダウンを狙ったホールマンがバックに回ろうとすると。トリナルドは、前方回転から足関節へ。すぐに足を離し、組みついたトリナルドがダブルレッグでホールマンをケージに押し込む。直角気味のエルボーを落したトルーマンに注意が与えられるも、試合は続行。直後にトリナルドは引き込んでガードを取る。潜りを潰してエルボーを落すホールマンに対し、トリナルドは疲れの表情を浮かべる。と、トルーマンはキムラを極めに掛かり、足で頭を跨がれたトリナルドが、左手でタップを意思表示。あまりのトリナルドの失速ぶりに、館内は静まり返った。

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