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【UFC164】パラレイTKO勝ちも、低レベルな内容に……

2013.09.01

<ヘビー級/5分3R>
ソア・パラレイ(豪州)
Def.3R1分34秒 by TKO
ニキータ・クリロフ(ウクライナ)

開始直後に、思い切り右下段蹴りを放っていった極真空手出身のクリロフ。パラレイは組みついて、大きくリフトしてテイクダウンを奪う。ハーフから右のパウンドを落していくパラレイ。クリロフは隙があっても、立ち上がることができない。クリロフは強引に腕十字からオモプラッタを仕掛けるが、精度はかない低い。左足をキャッチし、右ヒザをボディの上において右のパンチを落すパラレイがマウントへ。背中を預け、前方に落そうとするクリロフに対し、パラレイは自ら体を放す。

パンチの交換は優勢だったクリロフだが、組まれてバックを許す。キムラを狙うも背中をマットにつけさせられたクリロフは強引な腕十字を担がれそのままパスを許す。袈裟固めからネックロックを仕掛けるパラレイ。クリロフが両足で頭を挟んで難を逃れる。かなりクオリティの低い1Rが終わった。

2R、まっすぐパンチで突っ込んでいくクリロフをテイクダウンしたパラレイはハーフからキムラへ。そのまま足を抜き、マウントを奪取。クリロフのブリッジに、バックコントロールに移行する。シングルから立ち上がろうとするクリロフに対し、パラレイは立ち上がってバック。胸を合わせてテイクダウンを狙う。クリロフはケージを背にして耐えるも、ダブルレッグダイブでまたも尻餅をつく。

レフェリーのブレイク後、クリロフは後ろ回し蹴りで距離を詰め、ケージ際で足を止めての打ち合いに、ヒザから左右のフック、さらにヒザ、アッパーとクリロフが猛攻を仕掛ける。と、ここでシングルレッグへ。パラレイが切ると、ダーティボクシングから打撃戦へ、パラレイのフックをかわし、再びヒザを突き上げるクリロフ。両者、完全にスタミナ切れで頭を付けて、動きが止ってしまう。クリロフのシングルを切り、パラレイがヒザを突き上げたところで、両者大失速の2Rが終了した。

最終回、まずパラレイのフックがヒット、組みつくクリロフ。頭が完全に落ちて、足にしがみつくクリロフを跨いだパラレイが、マウントへ。そのまま最後の力を振り絞ったようなパウンドの連打を続けると、動きのなくなったクリロフを見てレフェリーが試合を止めた。乱打戦にわく観客もいたが、少なからぬブーイングが起こり、記者席からは失笑が漏れた一戦。この試合は世界最高峰、UFCのレベルにないタフマン・コンテストのMMA版のようなファイトだった。

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