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【Polaris03】柔術とレスリングの融合対決=ジェイク・シールズ×AJ・アガザーム

Jake vs AJ【写真】柔術とレスリングの融合、どちらがよりタイトに相手をコントロールできるか(C)METAMORIS & POLARIS

2日(土・現地時間)、英国はプールのライトハウスで開催されるポラリス03=Polaris Professional Jiu-Jitsu Invitational03。英国版ノーポイント&オンリーサブ・グラップリング大会がホウジマール・トキーニョとともに、柔術ベースのMMAファイターであるジェイク・シールズが出場し、グレイシーバッハの新鋭AJ・アガザームと対戦する。

昨年8月に今大会にメインに出場するホウジマール・トキーニョの持つWSOF世界ウェルター級王者に挑戦したシールズは、度重なるアイポークの果てにキムラを極められタップも捻りあげられ続けた。この試合が原因でタイトル没収をされたトキーニョと、メインとセミでそろい踏みとは、ポラリスも両者の決着戦をグラップリングでという皮算用があるのだろうか。

ただし、トキーニョに新・足関時代の寵児ゲイリー・トノンをぶつけてきたように、シールズの相手にレスリング・ベースで柔術を融合したアガザームを選択したことでも、純粋に得意分野が同じ手の合う者同士のマッチアップを考えているのかもしれない。

ポラリスでは第1回大会でオーリ・ゲテスに腕十字で勝利、02ではダニエル・ストラウスとドローとアガザームは英国勢との対戦に留まっていた。ここでシールズ戦はグレイシーバッハの米国人新鋭として注目を浴びつつも、今一つ真の意味でトップクラスになり切れていないアガザームにとって非常に大切な試合となる。

柔術とレスリングを融合させ、アメリカン柔術と自らのスタイルをカテゴライズするシールズのグラップリングの強さはMMA界でもトップレベルと定評がある。逆にグラップリングが強すぎるが故に、タイトな抑え込みは豪快なパウンドの足枷となり一般層の支持を集めることができない要因になっているほどだ。

対してアガザームもケンタッキー州のウリィリアムスバーグのNAIAスクールからオハイオ州立大のD-1レスラーだった。それ以前にレスリングクラブの友人のMMAマッチに帯同され、欠員が出たことでMMAも経験。見よう見まねのRNCで一本勝ちをし、大学が夏休みの間に柔術のバッハ系のアカデミーでトレーニングを経験した。オハイオでも、そのままヘウソン・グレイシー系のアカデミーで学び続け、トーナメントに出場を開始。レスリング・ベースのコントロールと下からの仕掛けをミックスし、色帯からすぐに台頭したアガザームをカイロン・グレイシーがジムでの指導を依頼し、フルタイムの柔術家となった。

勝利を第一にアメリカン柔術流のコントロールを徹底的にこだわるシールズに対し、アガザームはポラリス02では地味なファイトを相手を挑発し、テイクダウン狙いにギロチンというような――「こうやってレスリングはプロレスに発展したのではないか」と思わせる試合をしたアガザーム。Metamorisでのホベルト・サトシ戦を見えても彰かのようにシールズはグラップリングでもMMA同様、いやそれ以上に強い。アガザームには余裕のない――勝てばレスリング&柔術の融合の第一人者の称号を得ることができる――遊びなしの試合を期待したい。

■ 対戦カード

<ノーギ/15分1R>
ホウジマール・トキーニョ(ブラジル)
ゲーリー・トノン (米国)

<ノーギ/15分1R>
AJ・アガザーム(米国)
ジェイク・シールズ(米国)

<ノーギ/15分1R>
アウグスト・メンデス(ブラジル)
エディ・カミングス(米国

<道着/15分1R>
ブルーノ・フラザト(ブラジル)
ジャンニ・グリッポ(米国)

<道着/15分1R>
ゲザリー・マツダ(ブラジル)
ローレンス・フーヤ(フランス)

<道着/15分1R>
ダラフ・オコネル(アイルランド)
ジョン・サタヴァ(米国)

<ノーギ/15分1R>
ジオ・マルチネス(米国)
ルイス・トスタ(ブラジル)

<道着/15分1R>
ジョアオ・ミヤオ(ブラジル)
佐々幸範(日本)

<ノーギ/10分1R>
トラヴィス・ネワザ(米国)
ベン・ダイソン(米国)

<ノーギ/10分1R>
アダム・アドシェッド(英国)
フィル・ハリス(英国)

<道着/10分1R>
キース・マッケンジー(英国)
ジェフ・ローソン(英国)

<道着/10分1R>
ヴィニシウス・デカストロ(ブラジル)
グレッグ・クリール(英国)

<ノーギ/10分1R>
アラン・ポゾ(ブラジル)
ミカー・アトキンソン(英国)

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