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【UFC164】技術&フィジカルの結晶体メンデス、グイダに秘策は?

Chad Mends

【写真】この自信、このプレッシャーを好漢グイダは跳ねのけることができるのか (C)GONGKAKUTOGI

31日(土・現地時間)、ウィスコンシン州ミルウォーキーのBMOハリス・ブラッドレー・センターで行われるUFC164「Henderson vs Pettis」で、開催地より車で1時間強のシカゴから、準地元といっても過言でないクレイ・グイダが出場する。対戦相手は王者アルドに肉薄する強さを見せるチャド・メンデスだ。

1月のシカゴ大会で、微妙な判定ながら日沖発を下しているグイダ。一方のメンデスは、グイダの代役出場となった、UFNで日沖を破ったダレン・エルキンスを僅か68秒でKOしている。グイダは人気者だ。グレイ・メイナード戦を除けば、常に観客を沸かすファイトをやってのけ、ズッファにとっても貴重な戦力だ。そんな優良株をブラックマンデーならぬ、ブラックサタデーばりに下げてしまう可能性をメンデスは持っている。

グイダの日沖戦を振り返っても、ボディを効かされ、ハイキックではあわやというシーンがあった。結果、5度に1度でもテイクダウンをすれば――という怒涛の寄り+テイクダウン後のトップキープで判定勝ちを手にしている。命綱はダブルレッグダイブ。頭を前足の外側にいれるタイプの組み方は、対戦相手のアンダーフックを遅らせ、頭を押されることなく一気に背中をつかせることに成功してきた。

例え打撃でイニシアチブを取らなくても、この一発がグイダを救ってきた。ただし、名うてのレスラー=メイナードにはこの態勢に入らせてもらえなかった。メンデスもまた、UFCを代表するレスラーだ。打撃の強さに目を引かれるが、彼がテイクダウンを奪われたのは、UFC初戦の小見川道大戦ぐらいのもの。より打撃のプレッシャーが強くなり、テイクダウンディフェンスに長けたメンデス。例えテイクダウンに成功しても、メンデスはフォークスタイル=カレッジ・レスリングの猛者、立ち上がる術はいくらでも備えている。

他の誰も真似のできないジョゼ・アルドのヒザで敗れたとはいえ、メンデスはアルドからバックコントロールを取り続けていた。驚愕のレスリング能力は、技術とフィジカルの結晶体。グイダの良さを引き出す策をグレッグ・ジャクソン&マイク・ウィンクルジョンが授けることができるのか。逆にいえば、そのような策がなければグイダにとっては、キャリアで最も厳しい一戦になることが予想される。

■UFC164「Henderson vs Pettis」対戦カード

<UFC世界ライト級選手権試合/5分5R>
ベンソン・ヘンダーソン(米国/王者)
アンソニー・ペティス(米国/2位)

<ヘビー級/5分3R>
フランク・ミア(米国/6位)
ジョシュ・バーネット(米国/10位)

<フェザー級/5分3R>
チャド・メンデス(米国/1位)
クレイ・グイダ(米国/9位)

<ヘビー級/5分3R>
ベン・ロズウェル(米国)
ブランドン・ヴェラ(米国)

<フェザー級/5分3R>
エリック・コク(米国/10位)
ダスティン・ポイエー(米国/6位)

<ライト級/5分3R>
ジェイミー・ヴァーナー(米国)
グレイゾン・チバウ(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
ルイス・ゴーディノー(米国/7位)
ティム・エリオット(米国/10位)

<ウェルター級/5分3R>
パスカル・クラウス(ドイツ)
イム・ヒョンギュ(韓国)

<バンタム級/5分3R>
チコ・カムス(米国)
カン・ギョンホ(韓国)

<ヘビー級/5分3R>
ソア・パラレイ(豪州)
ニキータ・クリロフ(ウクライナ)

<ライト級/5分3R>
ライアン・クートゥア(米国)
アル・イアキンタ(米国)

<ミドル級/5分3R>
ジャレッド・ハマン(米国)
マグナス・セデンブラド(スウェーデン)

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