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【RFC13】福田力、復帰は韓国ROAD。梅田はクォン・ベヨンと

Riki Fukuda

【写真】海外、アジアでの試合はともに昨年11月のUFC マカオ大会以来となる福田力。韓国のケージでどのようなファイトを見せるか (C)MMAPLANET

10月12日(土・現地時間)にキョンサンプクト・クミのパク・チョンヒ体育館で開催されるROAD FC13及び、Young Guns09に福田力の参戦が決まり、フェザー級トーナメント準決勝の顔合わせも決定した。

同大会のメインでは、既に久米鷹介がナム・ウィチョルの持つRFCライト級王座に挑戦することが発表されていたが、今回、3月の日本大会を最後にUFCをリリースされた福田の再スタートがRFCで切られることとなった。対戦相手はまだ、発表されていないが、躍進・韓国MMA界の新鋭になる模様だ。

福田はUFCをリリースされたあと、OFC、そしてウェルター級転向も頭に入れていたが、今回はRFCからミドル級での参戦を熱望され、同階級に留めることを決めたという。さらに久米、福田と同様にRFC13に梅田恒介の参戦も正式に決まった。梅田は6月のRFC12でアームバー・キムを相手に王座決定トーナメント準々決勝を戦う予定だったが、キムの計量失格で不戦勝となっており、振り上げた拳を落す機会を失っていた。

Kwon Bae Yong【写真】梅田の対戦相手クォン・ベヨンは、6月に本命対決といわれた小見川道大戦をクリアし、再び日本人と戦うことになった。MMA戦績は8勝3敗、日本人対決は4勝1敗と大きく勝ち越している(C)MMAPLANET

その梅田、準決勝では初戦で小見川道大を破ったクォン・ベヨンと対戦することとなった。日本での出稽古も豊富なクォン・ベヨンは、ケージレスリングに柔道技を融合させ、小見川から2度テイクダウンを奪い、ギリギリの勝負をモノにしている。もう一つの準決勝はキル・ヨンボック×チェ・ギョム。キル・ヨンボックはグレコローマンの国家代表だったファイターだが、レスリングに頼り過ぎたファイトから如何に脱却できるかが鍵を握る。いぜれにせよ、小見川を破った時点で、クォン・ベヨンがトーナメントの大本命に躍り出ており、梅田がここで勝利すると一気にチャンピオンベルトを巻くことに対し、現実味がわいてくる。

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