この星の格闘技を追いかける

【UFN85】腹を効かせたマシューズが、ケースをRNC葬。改めてポテンシャルの高さを見せつける

<ライト級/5分3R>
ジェイク・マシューズ(豪州)
Def.3R4分45秒by RNC
ジョニー・ケース(米国)

いきなり右ストレートを伸ばしたマシューズ。同じ階級と思えないほど、マシューズの肩幅、胸板が厚い。ケースは前蹴りから右ストレートを伸ばすが、マシューズがステップバック。続く蹴り足をキャッチして、パンチを入れていく。しかし、ケースも飛び込んできたマシューズに落ち着いて左ストレートをクリーンヒットさせる。マシューズは左ボディ、飛び込んで右ストレートも距離が合わない。スイッチを多用し、マシューズを惑わせるケースはシングルをスプロールしてエルボーを入れた。

スタンドに戻るとマシューズが右ストレートをヒット。さらに左フック打ち込むと、ケースが──やられた時の──笑みを浮かべる。マシューズはケースの蹴り足をキャッチして、尻を蹴り上げると観客が沸く。直後に左を入れたケース、一進一退で見ごたえのある最初の5分間だった。

2R、飛びヒザを柔らかい構えからカウンターで狙うケースに対し、マシューズはいかにもパワーのありそうな攻撃を仕掛ける。ワンツーから左ボディをマシューズが蹴り抜くと、ケースの動きが止まる。直後にテイクダウンを狙ったケースをいなしてトップを取ろうとしたマシューズは勢いが良すぎて下になる。そのまま三角を狙ったケースは、しっかりと胸を張っておりミドルのダメージは残っていない模様だ。

ケースが立ち上がって勢いのあるパウンドを入れると、マシューズは逃げるように足を取り来るが潰してパンチを打ち込む。ロールして逃げようとしたマシューズからトップを取ったケース。マシューズは動きが強引で、ミスを誘発してしまっている。スクランブルから立ち上がった両者、ケースがヒザをボディに突き刺し離れた。しかし、マシューズの左ミドルを受けて再び体が固まったケースは、ここもテイクダウンで切り抜ける。そのままタイムアップとなったが、マシューズの左ミドル、ケースのテイクダウン&トップコントロール、どちらをジャッジは支持するだろうか。

最終回、ケースは左ミドルから左ストレート。距離を詰めたマシューズはケージ際でボディにヒザを入れる。離れて互いに左ジャブを見せると、マシューズが左ミドルを放つ。ボディから左フックを打ったマシューズ、腹狙いでガードが下がったケースに左フックをヒットする。続くケースのテイクダウン狙いを切り、ヒザ蹴りを入れたマシューズ。ケースはここでも大きく息をつき、ボディが効いているのは明らかだ。

それでもサウスポーで構えるケースは、こちらの構えの方が攻撃力が高いのだろう。右手前で組みついたケースだが、ヒザを受け手だけを下げたようなテイクダウン狙いでバックを許す。マシューズはRNCこそ極めきれなかったが、マウントを取り思い切りエルボーを狙う。これをかわしたケースが背中を再び預けると、マシューズがしっかりと両足をフック。ケースは背中を伸ばされRNCでついにタップを強いられた。好勝負をしっかりとフィニッシュできる──改めて21歳の新星がポテンシャルの高さを見せつけた。

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