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【UFN27】コンディット×カンプマン、52ヵ月振りの再戦

2013.08.27

Condit

【写真】テイクダウンを取らせないためには、打撃を支配すること。ただし、自らの持ち味である打撃戦では、熱くなり乱打戦を好むコンディット。ニック・ディアス戦のように冷静に戦う必要がある(C)MMAPLANET

28日(水・現地時間)、インディアナポリスで開催されるUFC Fight Night27「Kampmann vs Condit」。同大会のメインは、4年4カ月振りの再戦となるカーロス・コンディット×マーティン・カンプマンのウェルター級マッチだ。

2009年2月、当時ズッファのセカンドブランドとして活動していたWECが、ライト級以下に特化することを発表し、ウェルター級より重い階級のファイターがUFCに戦場を移すこととなった。2010年12月をもってライト級以下の階級のファイターたちもUFCにその契約が移管されることとなったように、当時のWECは軽量級を全国区にするために活動していたようなプロモーションだった。

故にライト級以上のファイターは、UFC勢と比較すると二線級と目されていた。そんななか、ウェルター級以上の選手がオクタゴンに戦場を移すことなった当時、WEC世界ウェルター級王者だったコンディットは、特に評価が高かったファイターとして、WEC勢の先陣を切って、UFC出場の機会を与えられた。対してカンプマンは、UFCで7勝1敗の戦績を誇っており、コンディットはこの難関を突破すればUFC世界王者GSPと元WEC世界王者のメガファイト実現という期待を背負っていた。

しかし、初回こそテイクダウンを取って試合をリードしたコンディットだが、2R、3Rはガードを取る展開が多くなり、ポイントで不利に。最後まで一本を狙う姿勢を持ち続けたが、スプリットでカンプマンに敗れている。あれから4年、コンディットはニック・ディアスを破り一度は暫定世界王座に就くも、GSPとの統一戦に敗れ、今年の3月にはジョニー・ヘンドリックスにも遅れを取ったことで、群雄割拠のウェルター級タイトル戦線で徳俵に足が乗っかっている状態だ。

対するカンプマンはコンディット戦の直後にポール・デイリーにTKO負けを喫し、2連勝で盛り返したが、ジェイク・シールズディエゴ・サンチェス戦では勝っていたという声も大きい試合ながら、判定で涙を飲んだ。そんな厳しい現実をリック・ストーリーチアゴ・アウベス、そしてジェイク・エレンバーガーを破ったことで一掃、この一戦に勝てばタイトル挑戦が現実のものとなる――という状況下で彼もまたヘンドリックスに手痛いKO負けを喫している。

両者、ヘンドリックスに敗れタイトル戦線で二順目という位置にあるなか、落せないリマッチに臨むこととなる。もともと打撃の強かったコンディットだが、徹底したサークリングを駆使し、ここ一番でスコアリングできる打撃戦を展開することも可能になった。カンプマンは、相変わらずといっては何だが、そのオールラウンダー振りに磨きが掛かっている。いずれにせよ、カンプマンがテイクダウンを取る、スクランブルのなかでギロチンを極める、あるいはヒザ蹴りを顔面に突き上げるという決定的なシーンを演出できる試合は、決まって打撃戦で優位に立っている場合だ。

この打撃戦で、コンディットがどのようにカンプマンを崩す戦略をグレッグ・ジャクソンと立てて来るのか。当たれば大きな飛びヒザ、そこをパンチからテイクダウンに取られた第1戦での攻防を踏まえ、カンプマン以上にコンディットの変化が試合の行方を左右する。

■UFC Fignt Night 27 「Condit vs Kampmann 2」対戦カード

<ウェルター級/5分5R>
カーロス・コンディット(米国/2位)
マーティン・カンプマン(デンマーク/6位)

<ライト級/5分3R>
ドナルド・セラーニ(米国/6位)
ハファエル・ドスアンジョス(ブラジル/10位)

<ウェルター級/5分3R>
ケルヴィン・ガステラム(米国)
ブライアン・メランソン(米国)

<ウェルター級/5分3R>
コート・マクギー(米国)
ロバート・ワイッタカー(豪州)

<バンタム級/5分3R>
水垣偉弥(日本)
エリック・ペレス(メキシコ)

<ミドル級/5分3R>
ブラッド・タヴァレス(米国)
ロバート・マクダニエル(米国)

<ミドル級/5分3R>
ディラン・アンドリュース(ニュージーランド)
パピー・アベディ(スウェーデン)

<ウェルター級/5分3R>
ジャスティン・エドワーズ(米国)
ブランドン・ザッチ(米国)

<フェザー級/5分3R>
ダレン・エルキンス(米国)
日沖発(日本)

<ウェルター級/5分3R>
ジェイムズ・ヘッド(米国)
ジェイソン・ハイ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ザク・カミングス(米国)
ベン・アロウェイ(豪州)

<ライト級/5分3R>
ロジャー・ボウリング(米国)
エイブル・トゥルージロ(米国)

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