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【Pancrase276】コンボイ升水から一本勝ち、ハファエル・シウバ 「結果的に肩固めで勝つことが多い」

Rafael Silva【写真】今回の勝利で戦績を26勝5敗としたハファエル・シウバ。ベラトールでは世界バンタム級王座にも挑戦している(C)MMAPLANET

13日(日)に東京都江東区のディファ有明で開催されたPANCRASE 276。ブラジルから出場した3選手の中で最もインパクトを残したのは、Bellator2013サマーシリーズ・バンタム級トーナメント優勝のハファエル・シウバだ

Silva柔道時代にはオリンピックの強化指定選手にも選ばれ、パンクラスで無敗を誇るコンボイ升水との対戦となったシウバだが、升水の蹴りをかいくぐり、ダブルレッグで早々にテイクダウン。ケージを使って立ち上がろうとする升水を寝かせつつ、バックに回り込む。ここからシウバはリアネイキッドチョークを狙いつつ、マウント・バックとポジションを変えて強烈なパンチを連打。最後は1R2分58秒・肩固めによりタップを奪い、圧倒的な強さを見せつけた。

試合後、日本で戦うことが夢だったことを明かしたシウバは「パンクラスでベルトを獲りたい」とバンタム級のベルトを狙うと宣言。バックステージではフィニッシュとなった肩固め、そしてパンクラスのタイトルについて語ってくれた。

――見事なパンクラスデビュー戦で一本勝ちを収めたシウバ選手です。初の日本での試合を勝利で終えて、どんな心境ですか。

「今の気持ちはとてもうれしい。13年前からPRIDEを見ていて、ずっと日本で戦いたいと思っていたから、夢が叶ったようだよ。この勝利は自分のキャリアにとって大きなものになるだろう。また必ず日本に戻って来たいと思う」

――短い試合でしたが、ああいった展開は予想されていたのですか。

「決して予想していたわけではない。ただ自分はこの試合のためにハードな練習を積んできたし、何より自分はブラジル、米国、アフリカ…世界各国で戦ってきた経験がたくさんある。いつもその経験をフルに活かして戦っているんだ。それに試合の勝敗をジャッジに委ねることが好きじゃない。だから常に少しでも早い時間で相手をフィニッシュしようと思うし、それはどの試合でも同じさ」

――シウバ選手はここ4戦のうち3勝が肩固めによる一本勝ちですが、得意技なのですか。

「特に肩固めが得意というわけではなくて、試合中に相手の隙をついて試合を進めていたら、結果的に肩固めで勝つことが多かった、ということかな」

――コンボイ選手は柔道でオリンピックの強化選手になるような選手だということは知っていましたか。

「柔道出身ということは知っていたけど、そこまでの実績があるとは知らなかった。ブラジルにいる間、ほとんど彼の試合を見ることが出来なくて、プロ戦績が4戦4勝でハードな相手ということ以外は、よく分からなかったんだ。でも自分はいつも試合に勝つための準備をしているし、試合は戦争のつもりで戦っている。相手が自分と戦ったことを忘れられないような試合をしたいんだ」

――試合で升水選手と並んだ時、同じ階級とは思えないくらいシウバ選手は身体の厚みが違いました。いつもどのくらい減量して試合されているのですか。

「通常体重は75キロで、来日した時点の体重は70キロ。2日半で約8キロ落としたことになる。いつも短期間で体重を落とすし、減量そのものは厳しいんだけど、自分にはこれまで30戦のキャリアがある。試合当日にはしっかり体重を戻すし、いつもいい状態で試合に臨んでいるよ」

――今回の試合で再びパンクラスで試合をするチャンスもあると思います。日本での目標を聞かせてもらえますか。

「パンクラスで試合をする以上、パンクラスのタイトルを獲りたい。今すぐにチャンピオンシップは難しいと思うけど、パンクラスが用意した相手を倒して、いつかチャンピオンシップまで辿り着く。そしてパンクラスのベルトをブラジルに持って帰るよ」

――バンタム級の王者の石渡伸太郎選手のことはご存知ですか。

「申し訳ない、今回は目の前の試合に集中していて、他の選手のことは調べていないんだ。だからイシワタリがどんな選手かは分からない。でも彼はパンクラスでベルトを巻く人間だから、強い選手であることは間違いないと思う。ただ先ほども話したように自分は30戦のキャリアがあり、世界各国で戦ってきた。2013年にはBellatorのトーナメントで優勝したこともある。自分の経験や実力には自信があるんだ。もし彼と試合が組まれれば必ず素晴らしい試合になるだろうし、その時は僕がすべてを手に入れるよ」

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