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【WSOF04】社長業一時停止=セフォーの相手ハッカバとは??

Huckaba

【写真】Bellatorに出場した時は、3R判定でダミアン・グラボウスキーに3R判定負けを喫しているが、セフォーにとっては楽な相手でないことが予想される(C)KEITH MILLS

10日(土・現地時間)、LAの東オンタリオのシチズンバンク・アリーナで開催されるWSOF04「Spong vs Deanda」。メインでタイロン・スポーン×エンジェル・デアンダ戦が組まれる当大会では、WSOFの社長業務を一時停止したレイ・セフォーが現役復帰を果たす。

最近ではプレスリリースでも、セフォーの談話はなくなり、代わりにWSOFオペレーションオフィスのキース・エヴァンスなる人物のコメントが掲載されるようになった。当大会の終了まで社長業から身を引いたセフォーにとって2011年2月のヴァレンタイン・オーフレイム戦以来、2年半振りのMMA戦マッチは、昨年3月のミルコ・クロコップとのキックボクシングマッチ以来の実戦となる。

セフォーの対戦相手ハッカバは、グラジエイターチャレンジ、KOTC、TPFなどカリフォルニアの中堅MMAプロモーションで経験を積み、Bellatorに出場経験のある20勝5敗の選手だ。ファイトスタイルは言ってみれば、ブロウラー。ローカルイベント・レベルのファイターと比較すると、ハンドスピードも速く、動きもスムーズ。テイクダウン能力もあり、トップキープもできる。ただし、何かスペシャルな強さがあるかといえば、そうではない。セフォーと打撃のみで戦えば、まずハッカバに勝ち目はないだろう。ただし、セフォーには長いブランクがあり、いくら社長業を休養しても、フィジカルはそうそう簡単に戻るものではない。

加えて、彼の経験の多くはキックボクシングであり、K-1で積んできたもの。MMAファイターとしては、2勝1敗のグリーンボーイ。ハッカバがセフォーに打撃の距離を取らせず、削れば十分に勝機があるファイトだ。

■WSOF04対戦カード

<ライトヘビー級/5分3R>
タイロン・スポーン(オランダ)
エンジェル・デアンダ(米国)

<ライト級/5分3R>
タイソン・グリフィン(米国)
JZ・カバウカンチ(ブラジル)

<ヘビー級/5分3R>
レイ・セフォー(ニュージーランド)
デイブ・ハッカバ(米国)

<バンタム級/5分3R>
マーロン・モラエス(ブラジル)
ブランドン・ハンプルマン(米国)

<ライト級/5分3R>
キーオン・カルドウェル(米国)
ニック・ニューウェル(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ジェラルド・ハリス(米国)
ジョルジ・サンチアゴ(ブラジル)

<ライト級>
アントニオ・マッキー(米国)
ルイス・ゴンザレス(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
リュウ・ポリー(米国)
ハンス・ストリンガー(オランダ)

<バンタム級/5分3R>
ジャレッド・パパジアン(米国)
ジョン・ロブルス(米国)

<フェザー級/5分3R>
アイザック・グティレス(米国)
ビクトー・ヴァレンズエラ(米国)

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