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【UFC163】リョートの虚実&理合いか、デイビスの体力&戦略か

Davis vs Lyoto

【写真】決してリョートにとって、優しくない相手と思われるデイビス。意外にも組まれた時にリョートの真価が発揮されるかもしれない(C)MMAPLANET

3日(土・現地時間)、ブラジルはリオデジャネイロのHSBCアリーナで行われるUFC163「Aldo vs Korean Zombie」のセミで、リョート・マチダ×フィル・デイビスという興味深いライトヘビー級戦がマッチアップされている。

言わずと知れたブラジルは、リョートの母国。2006年のジャングルファイト以来、実に7年ぶりの凱旋マッチとなるドラゴンは、厳しい相手を迎え撃つこととなった。このところ、ジョン・ジョーンズ、ライアン・ベイダー、ダン・ヘンダーソンとトップレスラーとの対戦が続いているが、デイビスはジョーンズのようにリーチが長く、フィジカルに優れたファイターだ。

NCAA D-1オールアメリカンという称号は、UFCではさほど珍しいものではなくなっているが、その長いリーチを生かした独特の打撃をアライアンスMMAの名匠エリック・デルフィエロと構築してきた。基本、理合いと虚を突くカウンターファイターのリョートにとって、インファイトをせず、肩を揺する様な仕種でファイントを織り交ぜるデイビスとは、言葉は悪いが騙し合いのスタンド打撃の攻防になる。

リョートが焦れて、自ら突破口を開こうとすればデイビスのテイクダウンの餌食となり、デイビスが強引に倒しにいけばリョートのヒザを受けることになる。それでもテイクダウン、あるいは組み合いの攻防になれば勝ち目があるのはデイビスの方だ。特にテイクダウンをしてからのトップコントロールとスクランブルへのカウンター攻撃、ダースチョークやギロチンは一本を極める力を十分に有している。

リョートの空手が生きるのも、実はレスリングや柔術の強さがあるからこそ。相撲と空手で鍛えた足腰が彼の強さの源だ。それでも、現在アライアンスで練習している岡見勇信が下を巻くほどのグラップリングの強さを持つデイビス。リョートの母国凱旋マッチは、足捌きと制空圏が非常に大切になってくることは間違いない。

■UFC163「Aldo vs Korean Zombie」対戦カード

<UFC世界フェザー級選手権試合/5分5R>
ジョゼ・アルド(ブラジル/王者)
ジョン・チャンソン(韓国/5位)

<ライトヘビー級/5分3R>
リョート・マチダ(ブラジル/1位)
フィル・デイビス(米国/7位)

<ミドル級/5分3R>
セザー・フェレイラ(ブラジル)
チアゴ・サントス(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
ターレス・レイチ(ブラジル)
トム・ワトソン(英国)

<フライ級/5分3R>
ジョン・リネケル(ブラジル/7位)
ジョゼ・マリア(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
ヴィニシウス・マガリャエス(ブラジル)
アンソニー・ペロシュ(豪州)

<女子バンタム級/5分3R>
アマンダ・ヌネス(ブラジル/7位)
シーラ・ガフ(ドイツ/10位)

<ウェルター級/5分3R>
セルジオ・モラエス(ブラジル)
ニール・マグニー(米国)

<フライ級/5分3R>
イアン・マッコール(米国/3位)
イリアルディ・サントス(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ハニ・ヤヒーラ(ブラジル)
ジョシュ・クロプトン(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
エジナウド・オリベイラ(ブラジル)
フランシマール・バローゾ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ヴィスカーディ・アンドラーデ(米国)
ブリストル・マルンデ(ブラジル)

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