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【Bellator97】まるで拷問?! アスクレンがコレシュコフに圧勝

<Bellator世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
ベン・アスクレン(米国)
Def.4R2分58秒by TKO
アンドレイ・コレシュコフ(ロシア)

試合開始直後、ダブルレッグダイブを仕掛けたアスクレンだが、コレシュコフがスプロール。それでも組みついたまま、肩を極めていくようにテイクダウンしたアスクレンが、懸命に立ち上がろうとするコレシュコフに、ギロチンを仕掛ける。体をずらし、絞めあげるアスクレンだが、コレシュコフは首を引抜いて、ケージを背にして立ち上がる。手首をコントロールし、足をかけてコレシュコフに尻餅をつかせたアスクレンは、バックに回ってパンチを入れる。

再びグラウンドに持ち込まれ、バックマウントを許したコレシュコフ。顔面にパンチを入れられ、RNCを仕掛けられる。ここも逃れたコレシュコフだが、バックマウントを取られた状態は続く。残り1分、尻をずらして難を逃れたコレシュコフはバックを譲ったままだが、足のフックを外し、後方のアスクレンにエルボーを入れるなど抵抗を試みて、何とか初回の猛攻を耐えきった。

2R、アスクレンのダブルレッグダイブを切って、バックに回り込んだコレシュコフだが、ここで王者がスクランブルの強さを発揮し、腰をずらしてトップを奪い返す。即バックに回り込むや立ち上がったコレシュコフに対し、バックマウントの状態に入ったアスクレンが観客に手を振ってアピールする。直後に背中を伸ばしRNCに入るが、ここでもコレシュコフはヒザを畳んで耐える。執拗に背中を伸ばしたアスクレンはRNCに拘ることなく、パウンド&エルボーを後方から入れていく。

足のフックを解いてバックコントロールからパンチを伸ばすアスクレンに対し、スイッチを試みるコレシュコフだが、上体を潰され上四方を許す。かなり消耗してきたコレシュコフ、サイドに回ったアスクレンは反対側に回り、磔ポジションからパンチを落す。ヒップエスケープを使い、体を正対しようとしたコレシュコフがハーフに戻す。ワキを差して、磔ポジションに戻ったアスクレンの猛攻が続く。

ここも耐えきったコレシュコフ、ラウンド終了のベルが打ち鳴らされると、館内からついに歓声が起こるようになった。圧倒的に組み伏されるコレシュコフ、テイクダウンを切っても組み負けするので打撃の距離に戻ることができない。3R、ダブルレッグにヒザを合わせようとしたコレシュコフだったが、そのままテイクダウンを許しマウントを奪われる。コレシュコフはまるで拷問のような展開で、パンチを顔面に受け続ける。

正面、バックからパンチを被弾するシーンが続くコレシュコフは、背中を伸ばされないように懸命に上体を起こすが、その度に首を刈られ背中をマットにつけられる。そこを逃れようとして、またバックを取られるという展開のなか、マウントを取ったアスクレンがアミールから、容赦のないパンチを落す。手のリストこそ外したコレシュコフは、さらにパンチを落される。足を取りにいくが、さすがに動きが朦朧としてきたようなコレシュコフ。

何とか立ち上がって、バックを許しそうになると前転して逃れる。アスクレンはそれでも密着を止めず、足をコントロールしてコレシュコフを仰向けし、エスケープを図ったところでバックへ。またも観客にアピールする王者、コレシュコフを痛ぶり続けた3Rが終了した。

4R、ダブルレッグを一度は切るが、直後にボディロックからテイクダウンを取られたコレシュコフ。アスクレンが肩固めに入るも、ここも極め切れずマウントからバックマウントへ。ワキをすくうコレシュコフ、この展開で4Rになっても戦意を保ち続けていることが驚異的だ。

サイドからエルボーを落すアスクレン、またもマウントに移行しパンチを落す。残り3分、パンチの勢いが強くなると、コレシュコフが両手を前に差し出す。腕十字にとることもなく、ブリッジに合せてバックマウントに移行したアスクレンがパンチを続けると、ついにレフェリーが試合をストップ。憎たらしいほど余裕綽々の表情で、アスクレンはコレシュコフを自由にした。「俺が最強。ケージのなかでそれを証明するだけ」と、息も乱さずアスクレンは語りケージを後にした。

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