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【FOX08】変幻自在DJ、腕十字で2度目の防衛果たす

2013.07.28

<UFC世界フライ級選手権試合/5分5R>
デメトリオス・ジョンソン(米国/王者)
Def. 5R3分43秒 by 腕十字
ジョン・モラガ(米国/4位)

左から右を開始早々に放っていったモラガ。ジョンソンはステップを踏みながら、攻撃をかわして離れ際のヒットを狙う。ワンツーで右を伸ばしたモラガ、空振りになったが続くミドルを命中させる。スイッチを織り交ぜるジョンソンは、右ジャブのトリプルから左へ。出入りの激しいステップを踏む。左右のフック、組んでから離れ際の右を狙ったモラガ、ローが勢いよく決まる。

接近戦で首相撲の形に入ろうとしたジョンソンだが、モラガがそのままケージまで押し込んでいく。態勢を入れ替えた王者は、ダブルレッグでテイクダウンに成功し、サイドへ。磔ポジションとマウントの中間のような形をとり、パンチを落す。ハーフに戻したモラガが、ケージ際に移動すると、すかさずパンチを落し、立ち上がり際にはがぶって寝技の展開をキープする。さらにギロチンへ移行するも、ここで初回がタイムアップに。

2R、開始30秒でテイクダウンを奪ったジョンソン。オールアメリカン・レスラーをレスリングで上回り、柔術でも確実にパスを奪っていく。ジョンソンはクロスフィックからパンチを集中させ、モラガが懸命に腕を戻す。脇腹にヒザを入れる王者に対し、モラガは苦し紛れの三角へ。簡単に担いでパスからアームロックを狙うジョンソン。そのままボディに連打を入れると、頭を跨いで腕十字をセットアップ。たまらず腹這いになったモラガのバックに回り、後方に大きく投げ捨てるとRNCへ。

手首をとって、まくったモラガが胸を合わせてボディを放つ。距離を取った両者、直後に王者がダブルレッグダイブでテイクダウンし、サイドへ。ハーフに戻したモラガは首を抱えるも、王者はアームロックへ。残り10秒を切り、エルボーからパンチを落して2Rもジョンソンが取った。

3R、思い切り右を振るうモラガ。ペースが掴めなくても、一発が大きくなっているか。と、王者は左ミドルを蹴り込み、次の攻撃への布石を作る。そしてテイクダウンへ。やすやすとケージ中央でテイクダウンを決めるジョンソン、足を捌いてパンチを落してここでもパスガードを決める。ニーインザベリーから腕を狙うジョンソン。モラガが亀になると、バックマウントへ。落されそうになってもスタンドにスッと戻り、不利な態勢にはならない。

と、距離を詰めたモラガがエルボーから両ワキを取る。足を掛けられてなお、そこを支点としてトップを取ったジョンソンは、ハーフからキムラへ。インサイドハーフならが頭を跨いで、自らディープハーフに入るようにバランスを悪くしてしまったジョンソン、ここは攻め急いだか。案の定、リバーサルに成功したモラガがトップを取る。すぐに立ち上がったジョンソンだが、大きく抱え上げられテイクダウンを捉える。

すぐに柔術立ちから体を起こし立ち上がったジョンソン、終盤盛り返しを許したことが、4R以降にどのような影響を与えるか。

その4R、嫌な流れを断ち切るようにすぐにテイクダウンを決めたジョンソンは、潜りにギロチンを合わせ、がぶりからバックへ。立ち上がって距離を取ったモラガに対し、王者はインサイドローを放つ。パンチから首相撲、そしてニー。続いて低い姿勢からテイクダウンを決めるなど、変幻自在の攻めを見せるジョンソン。モラガが立ち上ると、ケージに押し込んで首相撲からヒザへ。組みつくモラガを潰してギロチン、腕を組み替えヒザをボディに入れ、座っているモラガにパンチを入れる。

シングルレッグに入ったモラガ、余裕を持って足を引抜いたジョンソンは距離を取るが、モラガの左フックがヒットする。直後にテイクダウンを決めたジョンソンは、またもパスを決めたところで4Rが終了、試合は最終ラウンドへ。

5R、スイッチし、思い切り低い姿勢を見せると、時間を取られたくないモラガの前進に合せてダブルレッグを決める。すかさずパスから、モラガが体を起こしたところがぶり、スイッチもすかして、モラガの引き込みを誘う。再び正対してきたモラガをがぶり、ジョンソンは肩口にヒザ蹴りを入れていく。胸を合わせた状態で、小外掛けを狙い、モラガの体重移動に合せてバックに回ってテイクダウン。ジョンソンのワンマンショーと化した、世界フライ級戦は残り2分を切る。

パスからサイドに回り、ここでもキムラを仕掛けたジョンソン。そのまま腕十字に切り替え、モラガが立ち上ってもしっかりと右腕を伸ばしタップを奪い、2度目の王座防衛に成功した。

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