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【UFC FOX18】ダナ・ホワイトに見出されたノースカットが、4カ月で3試合目に臨む

30日(土・現地時間)、ニュージャージー州ニューアークのプルデンシャル・センターで開催されるUFC on FOX18 「Johnson vs Bader」で、超新星セイジ・ノースカットが昨年10月のオクタゴンデビューから僅か4カ月で3試合目のファイトに臨む。

新人発掘プログラム=ダナ・ホワイト、ルッキング・フォー・ア・ファイトで見出されたノースカットにとって初めての格闘技経験は、4歳の時に父の指導で始めた空手だ。その後は米国キッズ空手界で知らぬ者がいないという存在となり、9歳の時に空手雑誌の表紙を史上最年少で飾った。高校生になるとノースカットの格闘能力の高さは、空手に留まらず僅か2カ月のトレーニングで、レスリング州選手権5位に入賞を果たしている。

キックボクシングで15勝0敗。これまでプロMMA戦績は7勝0敗と負け知らずのノースカットは、UFCでもデビュー戦で57秒TKO勝ちを収め、早くもメインカード入りした12月の第2戦目は2R0分41秒でギロチンによって一本勝ちを手にしている。そして、迎えた3戦目の相手はブライアン・バルベレナ、キャリア10勝3敗でUFCでは1勝1敗の26歳の選手だ。

この戦績だけ眺めていると、ノースカットは決してプロテクトされているようには感じられない。ただし、スタイルマッチアップ的にはサウスポーでやや腰高の構え、加えて中間距離で相手の攻撃を待つバルベレナはサウスポーで左ミドルやサイドキックを多用するノースカットにとって標的になりやすく、また見栄えのよい攻撃を受けやすいタイプだ。

加えてバルバレナが昨年4月に敗れたチャド・ラプリーズは、今やノースカットがMMAを学ぶトライスタージム所属のファイター。つまり既に知将フィラス・ザハビの頭のなかにはバルアレナの攻略方法が詰まっている。そしてラプリーズはTUF Nationのウィナー。ノースカットは4カ月で3つ目の白星を手にした時点で、UFCの一つの核であるTUFウィナーと同格になる──そんな風に考えると、プロテクトではなくても特別な扱いを受けているスター候補生であることは間違いない。

それだけ周囲の注目も高いノースカットだが、ケージ内での振る舞いやインタビューを見ていると、プレッシャーを感じるよりもこの状況を楽しんでいるようにしか見えない溌剌とした姿を披露している。3月1日で20歳を迎えるノースカット、この試合が恐らくは10代最後の一戦となるだろうが、ガラスの10代どころか心臓に毛が生えたような度胸の良さこそ、彼がスーパースター候補生に選ばれた一番の要因といえるだろう。

■ UFC FOX18対戦カード

<ライトヘビー級/5分5R>
アンソニー・ジョンソン(米国/2位)
ライアン・ベイダー(米国/4位)

<ヘビー級/5分3R>
ジョシュ・バーネット(米国/8位)
ベン・ロズウェル(米国/7位)

<バンタム級/5分3R>
ユーリ・アルカンタラ(ブラジル/14位)
ジミー・リベラ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
セイジ・ノースカット(米国)
ブライアン・バルベレナ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
タレック・サフィジーヌ(ベルギー/11位)
ジェイク・エレンバーガー(米国)

<ライト級/5分3R>
オリヴィエ・オバメルシエ(カナダ)
カルロス・ディエゴ・フェレイラ(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
ケビン・ケイシー(米国)
ハファエル・ナタウ(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
ダスティン・オーティズ(米国/9位)
ウィルソン・ヘイス(ブラジル/12位)

<ウェルター級/5分3R>
ジョージ・サリバン(米国)
アレキサンダー・ヤコブレフ(ロシア)

<フェザー級/5分3R>
アレックス・カサレス(米国)
マシオ・フーレン(メキシコ)

<フェザー級/5分3R>
レヴァン・マカシュヴィリ(米国)
デイモン・ジャクソン(米国)

<ライト級/5分3R>
トニー・マーチン(米国)
フィリップ・オリビエリ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
マット・ドワイヤー(カナダ)
ランディー・ブラウン(ジャマイカ)

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