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【Invicta FC06】新・日本女子MMAのエース浜崎「弱い選手いない」

2013.07.10

Ayaka Hamasaki

【写真】MMA戦績9勝0敗、無敗記録を10に女子最高峰で伸ばすことができるか浜崎朱加 (C)Dave Mandel

13日(土・現地時間)、ミズーリ州カンザスシティのアメリスター・カジノで開催されるInvicta FC 06「Coenen vs Cyborg」に日本から出場する浜崎朱加。新・日本女子MMA界のエース、ジュエルス52kg級チャンピオン浜崎にとって昨年7月以来、2度目のインヴィクタFC参戦。当初、ストロー級王者カーラ・エスパルザのベルトに挑戦する予定だったが、カーラのヒザの負傷により、クラウディア・ガデーリャとのノンタイトル戦に変更されている。渡米直前、浜崎に試合への意気込みを聞いた。
Text by S.Tortoise-Pond

――2度目の北米挑戦は、チャンピオンシップからノンタイトル戦に変更となりました。それによってモチベーションに影響が出ることはなかったでしょうか。

「いえ、そういうことは全くないですね。カーラからクラウディアに変わっても、対戦相手が強いことには変わりないですし。それに、この試合に勝てば次こそはカーラとチャンピオンシップで戦うことができると聞いているので、モチベーションとしては全く問題ありません。

もともと米国で試合をすること自体が、モチベーションも上がる一つの要素なんです。特に米国などで試合をしているなかに、弱い選手はいないと思いますから」

――今回は昨年7月のレイシー・シャックマン戦以来、2度目の参戦となります。前回、インヴィクタFCというイベントに対してはどのような印象を抱きましたか

「私が初めて出た第2回目もすごく盛り上がっていたんですけど、今はその時よりもさらに盛り上がっていると思うんです。出場している選手も、有名なファイターばかりですし、今一番盛り上がっているイベントじゃないか、と聞いたりするぐらいで。

Hamasaki【写真】昨年7月28日にインヴィクタFC初参戦を果たし、レイシー・シャックマンから3R4分45秒腕十字で一本勝ちを収めている(C)Dave Mandel

今回もメインはサイボーグ×マルース・クーネン戦で、他にもすごいカードが並んでいる大会で試合ができるのは、本当に嬉しいです」

――インヴィクタにとって初のPPV大会です。そのイベントで当初はチャンピオンシップを用意されていたということは、主催者も浜崎選手をそれだけ高く評価している、ということではないでしょうか。

「いやぁ、それは……私がジュエルスのベルトを持っているから、というのが大きいと思いますよ。前回インヴィクタに出た時は、『チャンピオンといっても、私なんて大したことないのに……』と思いながら米国に行ったんです。

でも、現地では“ジュエルス王者”として、すごく大きく取り扱ってくれていたので、『私もジュエルス王者としての自覚を、もっとしっかり持たないといけない』と思いました(苦笑)」

――浜崎選手は2010年12月にジュエルスのベルトを獲得しても、昨年5月に“絶対女王”と呼ばれた辻結花選手に一本勝ちしても、まるで王者とは思えないような、自信のないコメントをずっと発し続けていますね(笑)。

「そうですね……。みなさんが評価してくれることは嬉しいんですが、そういった評価が自信に繋がるというのは、まだあまりないんです。自分自身が試合のなかで何を出せたか、ということのほうが重要であって。

特に勝っても判定決着だと、気持ちも下がってくるんですよ。一本勝ちして、少しずつ自信がついてきているような。あくまで“自分のなかでは”なんですけど」

――では、昨年12月にジュエルスのケージ大会で、藤野恵実選手に判定勝ちという結果は……。

「自信が下がりました(苦笑)。藤野さんはケージの使い方も上手くて、今までで一番苦しい試合でしたね。でも、逆に『もっと頑張らなきゃ』という気持ちになりました」

――シャックマン戦では、組んでケージに押し込まれてから柔道スローで投げることに成功し、最後は腕十字で一本勝ちしました。今回の相手は、シャックマン以上にテイクダウンを得意にしているファイターです。

「ステイシーはそんなに突進してくるタイプではなかったので、クラウディアは藤野さんに近いタイプだと思います。ケージに押し込んでくるでしょうけど、私も藤野戦の経験が生きてくると思いますし、今は練習でも、藤野戦より打撃が伸びているという実感があるんですよ」

<この項、続く>

■Invicta FC06メイン対戦カード

<Invicta 女子フェザー級王座決定戦/5分5R>
クリス・サイボーグ(ブラジル)
マルース・クーネン(オランダ)

<女子ストロー級/5分R>
クラウディア・カデーリャ(ブラジル)
浜崎朱加(日本)

<女子バンタム級/5分3R>
サラ・デラリオ(米国)
ローラン・テイラー(米国)

<女子フライ級/5分3R>
レスリー・スミス(米国)
ジェニファー・マイア(ブラジル)

<女子アトム級/5分3R>
ジェシカ・ペネ(米国)
ニクダリ・リベラ(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ジョアン・カルダーウッド(英国)
ノーマ・ルエーダ(米国)

<女子フェザー級/5分3R>
エジエネ・ゴメス(ブラジル)
シャーメイン・ツウィート(カナダ)

<女子ストロー級/5分3R>
ベック・ハイアット(豪州)
魅津希(日本)

<女子バンタム級/5分3R>
ミリアン・ナカモト(米国)
ドゥーダ・ヤコビッチ(セルビア)

<女子ストロー/5分3R>
テチア・トーレス(米国)
ローズ・ナマジュナス(米国)

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