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【Strikeforce】新生ストライクフォース、EXC王者対決実現

2009.03.13

110bd7db【写真】アヴァロン・ハリウッドに集結したストライクフォース・ファイターと、運営&中継スタッフ。左からフランク・シャムロック、ジョシュ・トムソン、クリス・サイボーグ、スコット・スミス、スコット・コーカー、二人置いてベンジー・ラダック、ギルバート・メレンデス、ニック・ディアズ (C) Strikeforce

12日(木・現地時間)、カリフォルニア州ロサンゼルスのアヴァロン・ハリウッドでストライクフォースの共同記者会見が行われた。

4月11日のサンノゼ大会からShowtimeの中継が始まり、旧エリートXCのチャンピオンらの契約を買収したことで、選手層が厚くなり、一躍UFCの対抗馬に躍り出た同プロモーション代表スコット・コーカーからは、5月にエリートXC世界ミドル級王者ロビー・ローラーと、同世界ウェルター級王者ジェイク・シールズの階級を超えたエリートXC最強決定戦が行われることが発表された。

4月大会のメインもフランク・シャムロックとニック・ディアズの人気者対決は179ポンド(約81・2kg)で戦うことが決定しているが、王者対決は182(約82・5kg)契約となる。


エリートXCの活動停止から、バブル崩壊ともいわれたMMAワールドだが、Showtimeサイドを代表するケン・ハーシュマンからは「我々が20年以上ボクシングの中継をしてきた。MMAは若い世代のファンを呼び込むことができ、我々にとって視聴者の増加につながる」と、MMA人気が一過性でない後押しとなるコメントが聞かれた。

そして、Showtimeのストライクフォース中継では、MMA最古参記者の一人スティーブン・クワドロス、フランク・シャムロックが解説者に。実況はその豊富な知識と確かな状況判断が好評のマウロ・ラナーロが務める。また、エリートXCから継続される実況陣にパット・ミレティッチが加わることも併せて発表された。

続いてマイクを握ったストライクフォース代表のスコット・コーカーはMMA新時代を高らかに宣言し、その24年に渡るプロモーション活動を顧みて、「何がマーシャルアーツ・イベントに必要か分かっている」と今後に自信をのぞかせた。

ボクシング中継の老舗Showtimeと、キックからK-1、そしてMMAと長いプロモート歴を持つストライクフォース、コーカーの合体は、UFC人気におんぶに抱っこでない違った角度からのMMA中継、MMAイベントの実現に期待を抱かせるものだ。

■4月11日、Strikeforce対戦カードと12日会見のコメント(要訳)

<179ポンド契約/5分3R>
フランク・シャムロック(米国)
ニック・ディアズ(米国)

6b737429【写真】かつて師シーザー・グレイシーがフランクに秒殺KO負けを喫していることもあり、ニック・ディアズにとっては敵討ち的な試合ともなる新生ストライクフォース第一弾のメインだ (C) Strikeforce

フランク・シャムロック「復帰戦を実現のものとしてくれたニック・ディアズに感謝している。彼の頭を殴りつけたあと、反撃をしようとしてきたとき、ニックは誰かの助けがないと立つことができなくなるだろう。これまの試合のように多くのことを見せることはなく、強さを見せつける戦いをする」

ニック・ディアズ「フランクが何を言おうが勝手だ。ただ、僕は彼を叩きのめすだけ。この試合に対して、凄くまっさらな気持ちでいる。シャムロックは僕と同じようなスタイルで戦い、勝利してきたファイターだ。体重差は気にしていない。体調もいいし、思い切り殴るだけ。グラウンドでも好きなように戦わせてもらう」

<ストライクフォース世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者]ジョシュ・トムソン(米国)
[挑戦者]ギルバート・メレンデス(米国)

89cafd78【写真】昨年7月にメレンデスを下し、王者となったトムソン。リスクの高い初防衛戦に挑む (C) Strikeforce

ジョシュ・トムソン「前回の対戦では挑戦者だったから、何も考えずに戦えたけど、今回はストライクフォースのチャンピオンとしてプレッシャーを感じている。ずっとファンが何が望むかを考え試合をしてきた。そして、ファンのみんなも僕の試合で何を得ることができるか理解してもらっているつもりだ。それで十分。二度目の試合ということで、前回からどれだけ強くなったかが試される場だと思う。もっとも早く、そしてアグレッシブな試合になる」

ギルバート・メレンデス「ショータイムの中継で、僕らの再戦が組まれたことはとても嬉しい。前回の試合は、これまでも言ってきたようにジョシュの方がしっかりと練習をし、自分より良いファイターだった。敗北なんて良いことはなにもない。でも、その経験を生かして練習するようになった。前の試合でもベストを尽くしたけど、今はより成長したと思うし、その部分を試合で出したい。自分の試合ができるよう心がける」

<ミドル級/5分3R>
スコット・スミス(米国)
ベンジー・ラダック(米国)

10a89d45【写真】EXC世界ミドル級王座取りに失敗したスミスは、ストライクフォースで復活し、今回のラダック戦に結びつけることができたラッキーマンだ (C)Strikeforce

スコット・スミス「新しい波に乗れて嬉しく思う。この試合は簡単なものにはならないので、いくつか自分のなかでも変化をつけたい。とにかく殴られるだけ殴り、ファンが喜ぶ試合にしたい」

ベンジー・ラダック「僕のほうがスコットより速く、レスリング能力は少し上だと思う。スピードが勝負のカギを握るんじゃないだろうか。とにかくやるだけだよ」

<女子フェザー級/3分3R>
クリス・サイボーグ(ブラジル)
赤野仁美(日本)

クリス・サイボーグ「ショータイムが女子の試合を組んでくれたことを嬉しく思うとともに、私を求めてくれたことを誇りに思う。この後のことは考えないようにしているけど、ジナ・カラーノと戦いたい。ファンが喜ぶ試合になるけど、気にしているのは対戦相手ではなく、どれだけの時間で勝つことができるか、そういう試合になるはず。4月11日が待ち遠しいし、ジナと戦う日が待ち切れない」

■5月16日、Strikeforce対戦予定カード

<182ポンド契約/5分3R>
ロビー・ローラー(米国)
ジェイク・シールズ(米国)

110551b3【写真】活動停止したプロモーションの二階級の元世界王者が、キャッチウェイトで戦うという、一見摩訶不思議なスーパーファイト=ロビー・ローラー×ジェイク・シールズ。今後、ストライクフォース王者とどのように両者が絡んでいくのかも注目される (C) Strikeforce

ロビー・ローラー「みんな、俺がいつ、誰とでも戦う気持ちを持っていることを知っていると思う。きっと俺の方が大きいと思うけど、今日、横に並ぶとそうでもなかった。去年の7月から試合がなかったけど、ずっとジムにいたし完全な体調で戦う」

ジェイク・シールズ「この試合が実現することに、とても興奮している。いつもトップファイターと戦いたいと思い続けてきた。それはこれまで戦ってきた選手たちが、トップではないということでなく、僕はトップと戦い続けてきたということ。ただし、ローラーはそのなかでもトップ中のトップにあるファイターだと思う。ミドル級のトップ5にランクされるファイターと戦うことは、本当の意味のチャレンジで、凄く刺激的だ。再びショータイムで戦えることを嬉しく思うし、この大会の参加できて幸運だ。ストライクフォースは、今後さらに発展していくだろう」

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