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【Pancrase】スポーツ界初、楽天と協力しパンクラス・ダービー開始。ロシア勢&矢地も参戦

2015.12.26

Pancrase【写真】画期的な発表が続いた会見に出席した神部建斗スーパーフライ級王者、石渡伸太郎バンタム級王者、中井祐樹パラエストラ代表、酒井正和パンクラス代表、株式会社チケットスターの佐野憲一氏、徳留一樹ライト級王者、鈴木慎吾ウェルター級王者(C) GONGKAKUTOGI/KOKUBO MATSUNAO

25日(金)、東京都千代田区のホテルメトロポリタンエドモント東京にて、パンクラスが記者会見を行なった。今後の指針となり得る、新機軸を発表した。

この日の会見で明らかになった内容は主に次の4点だ。

・楽天スーパーポイントを利用した「パンクラス・ダービー」
・パンクラスが舞台になる世界同時展開のMMAバトルゲーム「MMA FEDERATION」
・アマチュアMMA団体TUFF-N-TFF(タフイナフ)との提携
・WINボーナス上限100万円から150万円への増額、ならびに国際戦ボーナスの新設

なかでも「パンクラス・ダービー」は会見に出席した、楽天チケットの運営を担当している株式会社チケットスターの佐野憲一氏によれば「スポーツ界では初の試み」とのこと。

本日12月25日から投票することが可能な「パンクラス・ダービー」は、楽天IDを持つユーザーを対象に、パンクラスの大会約11試合の勝敗を予想し、全試合を当てた場合は1等として、当選したユーザーで楽天スーパーポイントの10万ポイントを山分け。2等は外した試合が4等以下のユーザーが大将で、同じく10万ポイント山分けで楽天スーパーポイントを獲得できる。

現在、楽天ポイントの登録者数は約1億3300万人。もちろん同一人物が複数のアカウントを持っているケースもあり、実質的なシステムへのログイン数は7660万人と発表された。佐野氏は「これまで賭け事とスポーツの線引きは難しいところがあったが、今回その線引きが明確となり、法的な面もクリアされた」としている。

楽天スーパーポイントを使用する、つまり現金は動かないが「賭け事」というジャンルに属することになる「パンクラス・ダービー」だ。

ただし、会見に出席したライト級K.O.P.徳留一樹は「僕は楽天ポイントで買い物することがあるので、自分で予想してポイントをもらえたら嬉しい」と発言したが、「賭け事」として公平を期すため、酒井正和代表や関係者・出場選手は「パンクラス・ダービー」に参加することはできない。

UFCをはじめとする北米MMAはギャンブルの対象となっているが、日本では当然、公営ギャンブルとして格闘技はその対象となっていない。そこで酒井代表は国内で許される最良のパートナーといえる楽天とのタッグで、ケージの使用やユニファイド・ルールの採用と同様に世界標準の一環として「パンクラス・ダービー」をスタートさせる。

スマートフォン・タブレット向けMMAバトルゲーム「MMA FEDERATION」は、2016年1月14日から、まず世界英語圏でスタート予定。日本を含むアジア地域での提供開始は2016年春ごろを目指すという。なお同ゲームのコーチ役として中井祐樹パラエストラ代表が登場するそうだ。

米国ネヴァダ州ラスベガスを本拠地とするアマチュアMMAプロモーションTnUと提携し、各階級男女の王者がパンクラスでプロデビューすることとなる。TnUは2003年にラスベガスでプロ修斗公式戦を行ったこともあり、今回の提携は将来のパンクラスのラスベガス進出を視野にいれてのモノと考えられるだろう。

さらに現在施行されている「WINボーナス」は、K.O.P.王者がベルトを防衛した場合の上限額が150万円に増額。加えて日本国以外から招聘した外国人選手に勝利した場合、別に上限30万円の「国際戦ボーナス」が支給されることも発表された。結果、王者が外国人挑戦者を相手にKOあるいは一本勝利でベルトを防衛した場合、WINボーナス+BRAVEボーナス+国際戦ボーナスで最大200万円近い金額を受け取ることができるようになる。これを聞いたウェルター級K.O.P.鈴木慎吾は「防衛戦は全て外国人選手とやりたい」と酒井代表へアピールした。

2016年に向けた新たな試みを発表したパンクラス。新年第一弾興行は1月31日(日)、東京・ディファ有明で行なわれ、新たにロシア、そしてメキシコ勢の参戦とともに修斗環太平洋ライト級&前PXCフェザー級チャンピオン矢地祐介の出場も発表された。

■ Pancrase275対戦決定カード

<フェザー級KOTP/5分5R>
アンディ・メイン(米国)
牛久絢太郎(日本)

<フェザー級/5分3R>
日沖発(日本)
横山恭典(日本)

<フェザー級/5分3R>
矢地祐介(日本)
ロドルフォ・ルビオ(メキシコ)

<バンタム級/5分3R>
上田将勝(日本)
ホゼ・アルディ(メキシコ)

<ミドル級/5分3R>
佐藤光留(日本)
セルゲイ・マルティノフ(ロシア)

<ウェルター級/5分3R>
高木健太(日本)
ビスラン・エトレシェフ(ロシア)

<ライト級/5分3R>
太田駿平(日本)
バイザット・ハトホフ(ロシア)

<フェザー級/3分3R>
川那子祐輔(日本)
中原由貴(日本)

<バンタム級/5分3R>
瀧澤謙太(日本)
アラン・ヒロ・ヤマニワ(ブラジル)

<ライト級/3分3R>
林源平(日本)
上田厚志(日本)

<ウェルター級/3分3R>
手塚裕之(日本)
川和真(日本)

<バンタム級/3分3R>
神田T800周一(日本)
CORO(日本)

<フライ級/3分3R>
井島裕彰(日本)
加藤直之(日本)

<バンタム級/3分3R>
小宮稔大(日本)
狸瑪猿シュン(日本)

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