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【UFC FS1 02】水垣偉弥インタビュー、ペレス戦に向けて(前編)

Takeya Mizugaki

【写真】ペレス戦が決まり、グランドスラムでの練習も再開した水垣偉弥。打撃、フィジカルの練習、そして趣味の自転車も続けていたこともあり、動きは警戒で体も引き締まっていた(C)MMAPLANET

8月28日(水・現地時間)、インディア州インディアナポリスのバンカーライフ・フィールドハウスで開催されるUFC on Fox Sport1 02「Condit vs Kampmann 2」でエリック・ペレスと対戦することが決まった水垣偉弥。

昨年11月のマカオ大会、今年3月のUFC JAPANとオクタゴンで初の連勝を飾った水垣だったが、直後に中耳炎の手術をしたこともあり、なかなか試合が決まらなかった。この間、ライバル達の活躍を横目に、どのような気持ちでいたのか。エリック・ペレス戦に向けて、水垣の今と対戦が決定するまでの気持ちを尋ねた。

――エリック・ペレス戦が決まった水垣選手です。3月のUFC JAPANの勝利から半年間インターバルが空くことになりました。

「遅くても7月には試合をしたいという気持ちがあったので、少し間が空いてしまいましたね」

――同じような期間が空いた岡見選手などは、上位でのマッチメイクで他の試合結果が相当関係してくるので、半年ほど期間が空くことは理解できるのですが、バンタム級の試合も次々と組まれるなかで、これだけ間が空くことについて、葛藤はなかったですか。

「自分としては初めてUFCで連勝して、この勢いに乗っていきたいという気持ちがあったなかで、これだけ間が空いてしまい……、普段はイライラすることってないんですが、この間はちょっとイラついたこともありました。『なんで決まらないんだよ』って(笑)。

マネージメント・サイドとは毎週のように連絡を取っていて、『今週中には決まりそうです』という言葉も貰っていたのですが、それはズッファの方針もあるので、なかなか進展しなくて」

――では、2連勝で迎えた相手がペレスということはどのように捉えていますか。

「最初は……、これ言って良いんですかね? 僕個人としてはブラッド・ピケットと戦いたいって思っていました。トップ10ファイターですし。マイク・イーストン×ピケット戦の勝者とやりたかったんです。連勝しているし、注文を出しても良いかもしれない――って助言ももらっていたので。だから、トップ10の選手と戦いたかったので、タイミング的にもピケットだろうと」

――それを伝えたのは、いつ頃だったのですか。

「ゴールデンウィークぐらいですね。それまで中耳炎の手術をして、入院もしていたので練習を休んでいたので。耳をパカッと取って穴を開け、骨を削って、また耳を接着剤でくっつけるという手術だったんです」

――おぉ、想像すると少しエグイですね(笑)。

「ゴムのようなモノでくっつけているから、それがポロポロと落ちてきたりして……、そんな状況だからグラップリングの練習はずっとできなかったんです。打撃とフィジカルはやっていたんですけど。逆にいえば、ゴールデンウィークぐらいまでは焦ることはなかったんですよ。

Mizugaki & Hiokiで、ピケットと戦いたいと伝えて、向こうも方『マイケル・マクドナルドか水垣と戦いたい』と言っていたようで、これは決まりそうだと手応えを感じていたら、その次の週ぐらいにマクドナルドとピケットが8月17日に試合をするという発表があって……。あぁ、俺は窓際UFCファイターだって……もうMMAよりも、円とドルの為替の方を気にするようになっていました(笑)。1ドル、110円ぐらいまで行かないかなって」

【写真】MMAスパーを再開した日、日沖発が出稽古を行っており、いきなりのUFCファイターのスパーリングも見られた(C)MMAPLANET

――ファイトマネーをドルのままで置いている水垣選手ですが(笑)、結局のところピケットに振られた形になり、ペレス戦が決定しました。

「ペレス戦が決まるまで、古傷がおかしくなって練習ができないっていうのもありますが、ネットのチェックはMMA関係よりもレートの方が常に上位にありましたね(笑)。で、ペレス戦が決まっても、また違うところが少し、調子が悪くなって、本当に組み技の練習を再開したのは、今日の今日なんです(※7月1日)」
<この項、続く>

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