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【TFC01】ハン・スーファン改めバン・テヒョン、退役後も問題なし!!

2013.06.29

Bang Seung-Hwan vs Hwang Joo Dong

【写真】トルネード・ソンのように退役後の動きやフィジカルが心配されたパン・テヒョンだが、問題なく復帰戦を勝利した (C)MOOZine
Text by Choi Woo-Suk

<ライト級/5分3R>
バン・テヒョン(韓国)
Def.2R4分13秒by TKO
ファン・ジュドン(韓国)

ハン・スーファンこと、兵役から戻ってきたバン・テヒョンの復帰戦。ファン・ジュドンにとっては、初めてのビッグネームとの対戦となる。1R、ファン・ジュドンはバン・テヒョンのカウンターを警戒しながら、遠い距離からフックを繰り出す。前に出たファン・ジュドンに対し、バン・テヒョンはサークリングでいなし、リング上は闘牛場のエルトロ×マタドールの様相に。

ならばとファン・ジュドンが組みつこうとすると、バン・テヒョンはヒザを繰り出す。ファン・ジュドンはバン・テヒョンの左ハイキックを掴み、グラウンドに持ち込むが、すぐにシングルレッグからスタンドに戻られてしまう。ここでバン・テヒョンがバックに回り込むが、ファン・ジュドンは見事な背負い投げを披露する。しかし、寝技では思ったように動けずブレイクを命じられると、再び背負い投げを仕掛けて潰されてしまう。ガードを取ったファン・ジュドンに、スタンドで攻撃を伺うバン・テヒョン。ここで初回が終了した。

2R開始早々、初回と同じようにファン・ジュドンがフックで前に出る。その後、テイクダウンを狙ったファン・ジュドンだが、バン・テヒョンがスプロールし、がぶりへ。急激に動きが落ちてきたファン・ジュドンに対し、バン・テヒョンがパンチでラッシュをかける。ファンは意地の『攻めて来いよ』ポーズを見せるも、直後のパンチにフックを合わせられて大量の鼻血が噴き出す。ドクターチェック後、試合は再開するが、ファン・ジュドンのテイクダウン狙いを再び切ったバン・テヒョンがガードを取ったファン・ジュドンの顔面にヒジを連打する。鼻をヒジで打ち抜かれたファン・ジュドンは、ここでTKO負けとなった。

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