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【UFN80】キエーサがミラーからRNCで一本勝ち

<ライト級/5分3R>
マイケル・キエーザ(米国)
Def.2R2分57秒by RNC
ジム・ミラー(米国/14位)

サウスポー同士の一戦、ミラーがカウンターの左を伸ばす。さらに右ストレートから左ミドルに出ると、組んだキエーサはボディロックの状態で一気にテイクダウンを奪う。ハーフから右エルボーを入れるキエーサが、体を押してくれるミラーの腕をどかして距離のあるヒジを落とす。上体を抑えられ厳しそうな表情を見せたミラーがヒールフックからスイープしトップを奪い返す。キエーサは三角を狙うが、担がれ後方回転したところでバックマウントまで取られてしまう。

四の字ロックのミラーは後方からパンチを入れチョークを狙う。暴れるキエーサのバックをキープしたミラーだが、テイクダウン&エルボーを入れたキエーサのラウンドになったことも十分に考えられる。

2R、左を伸ばすミラーが初回と同様に打撃戦ではリードする。シングルから足を払ってテイクダウンしたキエーサがガードの中から左エルボーを打ち下ろす。左目の下をカットしたミラーに引き続きエルボーを落とし、トップを取り続けるキエーサに対し、ミラーは今度はヒザ十字からヒールへ。腹ばいになってヒールを掛けたミラーに後方からパウンドを入れたキエーサは、足を抜いて起き上がるとバックマウントからパウンドを連打。そのままRNCに移行しタップを奪った。

ランキングこそ14位だが、長年ライト級のトップ戦線で戦ってきたミラーからしっかりと一本勝ちしたキエーサは「サブミッションは恐れない。ベストじゃないけど勝った」と語った。

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