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【REAL03】公開計量終了、個性的な出場メンバー誰一人として体重オーバー無し。

Real03 Weigh-in【写真】マルキーニョス、サトシ、岡野、アリアックバリら全出場選手が計量失敗はなかった (C)MMAPLANET

4日(金)、横浜中区のワークピア横浜において明日5日(土)に横浜文化体育館で開催されるREAL03の公開計量が行われた。

マルキーニョス・ソウザ×藤井章太のREALウェルター級選手権試合をメインにヘビー級&スーパーライト級トーナメント1回戦が争われる同大会。基本的に減量がほぼないヘビー級と普段はライト級で戦うファイターが多いスーパーライト級ということもあり、計量失敗は一人も見られなかった。

スーパーライト級T出場者では道着込みで柔術のライト級=76キロで戦うホベルト・サトシ・ソウザと、ウェルター級からライト級に転向を果たし、この74.2キロをベストと断言する岡野裕城の両者が、抜群の仕上がりを見せているように感じられた。

Jack Czajczynski vs Luis Santosヘビー級では本命視されるアミル・アリアックバリは余裕の表情を見せ、主催者イチオシのジャック・ゴジラ・チェジェンスキーと対戦するルイス・サントス・アバターの均整の取れた長身ボディが際立っていた。個性的だったのがデンマークのクリスチャン・コロンボだ。

Colombo対戦相手のトム・ササキの遅刻により、自らの計量後ササキの計量を待って改めてステアダウンを行うと、その後の正面を向けた撮影でも、一切ササキから目を反らさない。そして、撮影が終わるとニッコリと笑顔を浮かべて握手をするコロンボに計量会場内では笑い声が起こっていた。

スーパーライト級&ヘビー級ともに、海外勢の知名度は高くないが、第2回大会に出場したソウル・ロジャースは現在米国で放送中のTUF22で準決勝進出を決めており、REALのスカウトの目の確かさを示している。それだけに、これら個性的なファイターがどのような試合を見せてくれるのか楽しみだ。

【写真】左から二番目、岡野と対戦するグラッツェこと、カルロ・ペデルソリの私服姿のダンディ振りが記者団の話題に……(C)MMAPLANET

【写真】左から二番目、岡野と対戦するグラッツェこと、カルロ・ペデルソリの私服姿のダンディ振りが記者団の話題に……(C)MMAPLANET

■REAL03計量結果

<REALウェルター級選手権試合/5分3R>
マルキーニョス・ソウザ:77.55キロ
藤井章太:77.5キロ

<フェザー級/5分2R>
飯嶋貴幸:69.95キロ
アムリジリガラ:66.25キロ

<スーパーライト級T1回戦/5分2R>
ホベルト・サトシ・ソウザ:74.0キロ
上山龍紀:74.2キロ

<スーパーライト級T1回戦/5分2R>
濱村健:73.75キロ
星野大介:74.1キロ

<スーパーライト級T1回戦/5分2R>
金子優太:74.0キロ
ZUZU:73.75キロ

<スーパーライト級T1回戦/5分2R>
カルロ・ペデルソリ:73.85キロ
岡野裕城:73.90キロ

<ヘビー級T1回戦/5分2R>
アミル・アリアックバリ:117.8キロ
ラドゥ・スピンゲル:117.65キロ

<ヘビー級T1回戦/5分2R>
桜木裕司:93.8キロ
ユン・ガンチョル:95.8キロ

<ヘビー級T1回戦/5分2R>
ジャック・ゴジラ・チェジェンスキー:120.65キロ
ルイス・サントス・アバター:107.3キロ

<ヘビー級T1回戦/5分2R>
クリスチャン・コロンボ:118.45キロ
トム・ササキ:119.5キロ

<ヘビー級/5分2R>
川口雄介:97.85キロ
カク・ヨンザブ:86.05キロ

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