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【GRACHAN20】王座防衛&大澤茂樹戦アピール、手塚基伸「GRACHANは何でも創っていける」

Motonobu Tezuka【写真】秒殺防衛後、2階級制覇を宣言した手塚 (C)TAKUMI NAKAMURA

29日(日)に東京都江東区ディファ有明で開催されたGRACHAN20でのGRACHANバンタム級選手権試合で挑戦者・ 斉藤洋二を相手に43秒TKO勝利で初防衛を果たしたチャンピオン手塚基伸。

9月の伊藤健一戦で倒す感覚を身につけ、2戦連続での秒殺TKO勝利という結果を残した。試合後、手塚はGRACHANフェザー級王者の大澤茂樹との対戦と2階級制覇をアピール。バックステージでのインタビューでは「GRACHANにはここから何でも創っていける雰囲気がある。これからどんどんかきまわしていく」と語った。

――初防衛戦を1R0分44秒、レフェリーストップでTKO勝利した手塚選手です。非常に短い試合時間でしたが、試合を振り返っていただけますか。

「なんとなく今回も早く終わりそうな気がしてたんで、その通りに終わってよかったなって感じですね」

――それは斉藤選手と対戦が決まって直感的にそう思ったのですか。

「この間の試合から掴めたというか。長いこと打撃は練習していたんですけど、今まで試合で使えんかったのが、前回の試合で若干自信がついたんです。それで今回もいけるかなぁ、みたいな」

――この間の試合とは9月の伊藤健一戦ですね。あの試合も1R0分25秒の秒殺勝利でしたが、あのKOで手応えを掴んだのですか。

「多分そうっすね。今までは自分の打撃が当たっても倒せる自信がなかったんで『俺のパンチでも当たったら倒れるんや』と少しだけ自信になりました」

――打撃に関して特に新しい練習を取り入れたわけではないのですね。

「打撃はS.F.Kの寒川慶一さん(S.F.K代表、第3代J-NETWORKスーパーライト級王者)に週一で教わっていて、距離のことや総合用の打撃を教えてもらっていて、それがちょっとずつ試合で出せるようなってきました。昔は頭を抱えて突っ込むしかなかったんで、それを考えれば少しは成長を見せられてうれしいです(笑)」

――あえて打撃で倒そうと思ったのですか。それとも流れの中で打撃で倒そうと思っていたのですか。

「おそらく斉藤選手がタックルに来て、自分がそれを警戒して動く…というところまで分かった上で、斉藤選手はタックルをフェイントにしてパンチで来るなと思ったんです。だからこっちは距離を取りながら戦って、もし組みになるにしても打撃の攻防にはなると思っていたんで、打撃をやらんとあかんなと思って戦いました」

――とはいえ2試合連続で秒殺勝利という結果は予想していなかったのではないですか。

「はい、全く予想してないですよ(笑)。でもようやくいい感じに練習と試合が回ってきたなって感じです」

――試合直後のマイクではGRACHANフェザー級王者の大澤茂樹選手との対戦と2階級制覇のアピールがありました。あれは事前に勝ったら言おうと思っていたのですか。

「まあ別に大澤選手は勝てない相手じゃないし、GRACHAN的にもそういうカードがあっても面白いじゃないですか。俺も減量してバンタムでやっているんで、フェザーでも全然戦えますよ」

――手塚選手は自分の立場を考えて、こうすれば場が盛り上がるということは意識しているのですか。

「昔は考えてなかったですけど、チンタラした試合ばっかりやってもしゃあないと思うし。最近はプロ意識というか、そういう意識を持ってやるようにはなったかもしれません」

――手塚選手はタイトルも持っていますし、今はGRACHANを主戦場に戦っています。GRACHANというプロモーションや舞台に愛着はありますか。

「愛着はありますね。岩崎代表にもよくしてもらっていますし、GRACHANは何をやっても許されるじゃないけど、ここから何でも創っていける雰囲気があるじゃないですか。今までずっと格闘技をやってきたけどタイトルマッチをやらせてもらう機会がなくて、初めてタイトルマッチをやらせてもらったのもここ(GRACHAN)で、初めてベルトを巻いたのもここです。そういう感謝もあるし、GRACHANで自由にやらせてもらっているんで、これからもどんどんかきまわしてやろうと思います」

――2階級制覇の先に考えている目標や野望はありますか。

「まずは大澤戦を実現させて、大澤選手に勝ちたいですね。そこからまた色々と考えたいです。とにかく今は僕が階級を上げて大澤選手と戦うこと。これが一番GRACHANで面白いことだと思うんで、ぜひ早いタイミングで実現させたいですね」

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