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【KSW33】フェザー級王座に挑むクレベル・コイケ<01>「KSWは全盛期のPRIDEを彷彿させる」

Klever Koike【写真】柔術ベース、6月のミゲール・トーレス戦ではその柔術バトルを制した感のあったクレベル。ポーランドではどのようなファイトを見せることができるだろうか(C)MMAPLANET

28日(土・現地時間)、ポーランドはクラクフのタウロン・アリーナ・クラクフで開催されるKSW33「Materla vs Khalidov」に日本からクレベル・コイケが出場する。

2月のKSW30でアンゾル・アジエフを三角絞めで下したクレベルが、今回はアルトゥル・ソウィンスキを相手にKSWフェザー級選手権試合に挑む。

6月にはRebel FCで芦田崇宏とミゲール・トーレスを破り、フェザー級のベルトを手にしたクレベルは、今回のタイトル戦を勝利しRIZIN出場を狙う。

──KSW2戦目にしてフェザー級王座に挑むこととなりました。もともと10月にタイトル挑戦という話が伝わって来ていたのですが、2カ月遅れで実現します。タイトル挑戦を前に現在の心境を聞かせてください。

「とても落ち着いているよ。タイトル戦は僕が格闘技を始めてからの夢なので、恐れる必要はまったくないんだ。その夢が真実になる時だと信じているからね」

──今年の2月に初めて参戦したポーランドのKSWですが、日本ではほとんど実態が知られていません。ホスピタリティなど、選手への待遇、そしてオーガナイズ的にどのようなプロモーションですか。クレベルの印象を教えてください。

「KSWは僕にとってヨーロッパ最大のイベントで、まるで全盛期のプライドを彷彿させるんだ。彼らのホスピタリティはとてもよく、食事や滞在先の事まで全てを面倒見てくれて、本当に良い待遇で迎えてくれた。それに試合の次の日には道を歩いていると、一般の人がテレビで見たといって声を掛けてくれて、サインを求められた。ポーランドでは本当に知名度のあるイベントなんだって、身をもって知ることができたよ」

──KSWで戦う選手たちは概ね筋骨隆々、粗い打撃と寝技は意外と背中をマットにつけてガードを取る選手が多いように感じますが、その辺りについてどのように思いますか。

「東ヨーロッパの選手は本当にタフで、強烈な打撃を持っている。寝技はサンボが強いね。でも、僕は自分を信じているから、彼らのそんな強さにも何ら問題ならないと思っている」

──2月にアジエフを三角絞めで破った後、中国のRebel FCで芦田崇宏選手、そして元WEC世界バンタム級王者ミゲール・トーレスを一本で下しました。まず、芦田選手に一本で勝った意義、そしてミゲールを破った意味を教えてください。

「アシダ選手もミゲールも本当に強い相手だった。アシダ選手とはガンガンとやりあったね。でも、僕は自分のペースで戦い勝利することができた。一つ残念だったのは、同じ日本から海外に出てきた選手と戦わなければならなかったこと。アシダ選手は僕と同じHALEOのスポンサード受けているからなおさらだったよ。

ミゲール・トーレスは凄く経験豊かなファイターだし、そういう部分で手強かった。以前は世界イチと言われていたこともあるしね。でも、僕だってここまで来るプロセスという部分で、努力の数では絶対に負けていないと思っていた。ベルトを獲るチャンスを得るまで、8年も待ったんだから(笑)」

──そして迎えた今回のタイトル戦。対戦相手のアルトゥル・ソウィンスキは日本では知られていない選手ですが、どのようなタイプのファイターでしょうか。

「非常に経験豊かで、過去にはコナー・マクレガーとも戦っている。レコードを見ると、サブミッションで一本勝ちやKO勝ちも多い。とても強くて瞬発力もあり危険な選手だと思う」

──ソウィンスキ戦に向け、クレベルが最も磨いてきた部分はどこでしょうか。

「この試合に関しても、練習はいつもと何も変わらないよ。勝っているときは練習内要は変えちゃだめじゃないかな(笑)」

<この項、続く>

■KSW33対戦カード

<KSWミドル級選手権試合/5分5R>
[王者] ミハウ・マテラ(ポーランド)
[挑戦者] マメッド・ハリドヴ(ポーランド)

<KSWヘビー級王座決定戦/5分3R>
ミハウ・キタ(ポーランド)
カロル・ベドフ(ポーランド)

<KSWフェザー級王座決定戦/5分3R>
アルトゥル・ソウィンスキ(ポーランド)
クレベル・コイケ(日本)

<フェザー級/5分3R>
アンゾル・アジエフ(ポーランド)
ヴァソ・ボコチェビッチ(モンテネグロ)

<ウェルター級/5分3R>
カミル・スミゾウスキ(ポーランド)
ダービッド・ザワダ(ドイツ)

<ライト級/5分3R>
ウーカス・レウツキ(ポーランド)
バルトミ・クルチェウスキ(ポーランド)

<女子フライ級/5分3R>
カタジナ・ルボンスカ(ポーランド)
アリアネ・リプスキ(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
マイケル・ファルカォン(ブラジル)
アジズ・カラオグル(トルコ)

<ミドル級/5分3R>
ピヨトル・ヴァジニアク(ポーランド)
ウーカス・ビンコウスキ(ポーランド)

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