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【OFC09】大石のボクシングに立ち塞がる?! バナリオの足技

Oishi vs Banario

【写真】大石のボクシングと、バナリオの蹴り技が勝負の行方を決定するか。大石にはテイクダウンというもう一つのオプションも駆使してほしい (C)LFC&OFC

いよいよ開催が31日(金・現地時間)に迫ってきたOFC09「Rise to Power」。同大会のメインで大石幸史が、OFC世界フェザー級王者ホノリオ・バナリオに挑戦する。5年半振りのフィリピンでの試合となる大石は、この試合がキャリア43戦目で、10戦目のチャンピオンと比較してもその経験値の高さは疑いようがない。

レスリングベースの大石だが、綺麗なボクシングをすることでも定評がある。左ジャブから伸びる右ストレートは、破壊力も十分だ。さらに蹴り上げ有りのパンクラスで戦ってきたこともあり、ダウンのあとにすぐにサッカーボールキックへ移行できるのも強味といえる。去年の8月にLFCでロブ・ヒルを下したときは、リング使用のユニファイド+グラウンドで膝有りルール。細かいルールの違いに左右されない自分の戦いを持っている大石だからこそ、気を付けないといけないのがバナリオの蹴り技だ。

左足が前に出た構えの大石だけに、バナリオが得意とする左の素早いインローと、破壊力十分の右ローには絶対に注意が必要になる。またバナリオはラカイMMAの選手らしく、左前蹴り、さらに左サイドキックで間合いを取るのが上手い。大石のボクシングはどちらというと、ロングレンジからストレート系のパンチが主体となっているが、当然、腕よりも足の方が長い。特にサイドキックは軸足が移動し、威力も十分なので姿勢を乱すことも十分に考えられる。

大石が姿勢を乱すと、一気に距離を詰めて近距離ではアッパーなども得意とするバナリオだけに、蹴りをしっかりとサークリングでかわし、自らの距離を保ちたい。そして、逆に無理に間合いを詰めて、ローを蹴り込んでくると大石のカウンターが非常に有効になってくる。ただし、サークリングでなくステップバックでかわすと、バナリオは一気に距離を詰めてパンチのラッシュや、詰めてきながらサイドキックを放つこともできるので、大石としては真っ直ぐ下がることはなるべく避けたい。

大石が真っ直ぐ下がるとすれば、それはさらなる前進を誘発しテイクダウンを狙う時となるか。バナリオを惑わせるためにも、テイクダウンのフェイクは有効になってくるだろう。キャリアで優る大石だが、バナリオのようなファイターと戦うことは初めてのはず。序盤はバナリオの動きをしっかりと見て、ペースに捉まれないことが重要になってくる。

■OFC 09対戦カード

<OFC世界フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]ホノリオ・バナリオ(フィリピン)
[挑戦者]大石幸史(日本)

<OFC暫定世界バンタム級王座決定戦/5分5R>
ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)
岡嵜康悦(米国)

<バンタム級GP決勝/5分3R>
ケビン・ベリンゴン(フィリピン)
上田将勝(日本)

<フライ級/5分3R>
レイ・ドーヨーゲン(フィリピン)
漆谷康宏(日本)

<ミドル級/5分3R>
フィル・バローニ(米国)
鈴木信達(日本)

<ライト級/5分3R>
エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)
カメル・シャロウス(米国)

<フライ級/5分3R>
ゲヘ・エウスタキーオ(フィリピン)
アンドリュー・レオーネ(米国)

<バンタム級/5分3R>
ライアン・ディアス(米国)
ユサップ・サーデュラエフ(ロシア)

<ライト級/5分3R>
ローウェン・タイナネス(米国)
フェリペ・エノモト(スイス)

<ヘビー級/5分3R>
ティム・シルビア(米国)
トニー・ジョンソンJr(米国)

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