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【Glory25】欧州のGloryは違う。ペトロシアンが復帰、メインは世界ライト級戦。ウェルター級Tも

Giorgio Petrosyan【写真】ついにGLORYに復帰するペトロシアン、ターゲットは同日に世界ライト級王座初防衛に臨むロスマーレンだ(C)OKTAGON

13 日(火・現地時間)、GLORYより11月6日(金・同)にイタリア・モンツァのパライペールで開催されるGLORY25、ウェルター級トーナメントの出場選手が発表された。

米国を主戦場としてきた過去2年のGLORYだが、今年6月のフランス・リール大会に続き、今大会はイタリア、ミラノ郊外のモンツァでイベントが開かれ、12月4日にはついに現在の体制となってから初めてオランダ、アムステルダム大会が行われる。

そんな今大会にはジョルジオ・ペトロシアンが2013年11月のNYC大会以来、2年振りにGLORYのリングに戻ってくることが既に明らかとなっている。今年1月に同じイタリアのトリノで開催されたThai Boxe Maniaのエルカン・ヴァロル戦で1年2カ月振りの復帰戦で勝利すると、4月には今大会同様ミラノ郊外のアッサーゴで行われたOKTAGON2015でエンリコ・ケールとの新旧K-1王者対決で快勝。8月には中国の英雄伝説70キロ王座戦をシュー・イェンと争い、3R1分17秒でKO勝ちと相変わらずの非の打ち所がない強さを見せている。

対戦相手はカナダの新鋭ジョシュ・ジョンシー。ジョンシーは6月のフランス・リール大会=ライト級挑戦者決定トーナメント決勝でシッティチャイ・シッソンピーノンに敗れたもののランキング5位に入るなど、確実に力をつけているファイターだ。とはいってもGLORY復帰のペトロシアンにとって、同日に行われる世界ライト級選手権試合=王者ロビン・ファン・ロスマーレン×シッティチャイの勝者への挑戦がすんなり決まるような──肩慣らしと表現できる試合内容を期待したいところだ。

そんなペトロシアンの復帰戦、ライト級頂上決戦が実現する今大会で組まれたウェルター級トーナメントはマーセル・グローエンハート×二コラ・ギャロ、ヨアン・コンゴロ×カリム・ガジの4選手が参加。勝者は12月のアムステルダム大会で世界ウェルター級王者ニキー・ホルツケンへの挑戦することとなる。

ようやく欧州への回帰が始まったことで、活動開始当初のヨーロッパの実力者たちにスポットが当てられることが期待される。

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