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【UFC FX08】ハクラン・ディアス×ニック・レンツ、地味強対決

2013.05.17

Hacran Dias

【写真】いわゆる地味強だが、世界王者が同門でなければ必ずタイトル戦線に絡んでくることができるであろう実力者、ハクラン・ディアス (C)PVT

18日(土・現地時間)、ブラジルのジャラグァドスウはアレーナ・ジャラグァで行われるUFC FX08「Belfort vs Rockhold」。プレリミナリーでハクラン・ディアス×ニック・レンツという注目のフェザー級マッチが組まれている。

ハクランは同級世界王者のジョゼ・アルドやバンタム級暫定王者ヘナン・ベラォンと同門ノヴァウニオン所属のファイターで、昨年6月にユーリ・アルカンタラを破りUFC初陣を飾っている。以前はライト級で戦っており、20勝1敗1分という驚異的なレコードを引っ提げてUFCとの契約を果たした。

デビュー戦となった同朋対決=アルカンタラを完封した後、12月の豪州大会でチャド・メンデス戦が決まっていたが、自らの負傷で欠場に。続いて3月にマニー・ガンバーリャン戦が決定も、今度は対戦相手の負傷で試合が流れた。アルカンタラに何もさせなかったテイクダウン+トップコントロールの強さは、ファン受けこそしなかったが、メンデス、ガンバーリャンという実力者があてがわれたことで、ズッファ首脳の彼に対する評価の高さが表れている。

それは今回のレンツ戦にも当てはまるだろう。レンツはライト級で5連勝(1分1NC)後、連敗を喫したことでフェザー級に転向し、光岡映二&ディエゴ・ヌネスを破ってきた。ベースはレスリング、柔術も紫帯でミネソタのグレッグ・ネルソン門下ということもあり、キャッチレスリング的なムーブも必要に応じて見せることができる。

ライト級の終盤はリーチの長いシャーウス・オリヴェイラやエヴァン・ダナムに苦戦を強いられ、組んでから戦うリズムを崩されていたレンツ。この部分では、ハクランとの相性は良いモノと想像できる。ハクランの打撃はパワーこそあるが、コンビネーションで相手を袋小路に追い込んでいくものではない。あくまでも組むための打撃、そこからテイクダウンしトップキープという局面に持ちこむのが彼の持ち味だ。

フィニッシュは相手を削ってから狙うハクランに対し、この組んでからの攻防で逆にレンツがトップを奪うことができると――。ブラジル人ファイターの根底にあるガードポジションで固めるという動きに、ハクランが出ないとは限らない。北米の大会と比べ、寝技でのブレイクの早さが目立つブラジル大会だが、組んで削り合う部分で先に疲弊した者が、打撃の餌食になる可能性が高いフェザー級・地味強実力者対決だ。

■UFC FX08対戦カード

<ミドル/5分5R>
ヴィトー・ベウフォート(ブラジル)
ルーク・ロックホールド(米国)

<ミドル級/5分3R>
ジャカレ・ソウザ(ブラジル)
クリス・カモージ(米国)

<ライト級/5分3R>
ハファエル・ドスアンジョス(ブラジル)
エヴァン・ダナム(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ハファエル・ナタウ(ブラジル)
ジョアォン・ゼフェリーノ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
ハクラン・ディアス(ブラジル)
ニック・レンツ(米国)

<ライト級/5分3R>
フランシスコ・トリナルド(ブラジル)
マイク・リオ(米国)

<ライト級/5分3R>
グレイゾン・チバウ(ブラジル)
ジョン・チョリッシュ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
パウロ・チアゴ(ブラジル)
マイケル・プラゼレス(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
ユーリ・アルカンタラ(ブラジル)
イリアーディ・サントス(ブラジル)

<ライトヘビー級/5分3R>
ファビオ・マルドナード(米国)
ロジャー・ホレット(米国)

<フライ級/5分3R>
ジョン・リネケル(ブラジル)
アザマット・ガシモフ(ロシア)

<フライ級/5分3R>
ジュズエ・フォルミーガ(ブラジル)
クリス・カリアソ(米国)

<ライト級/5分3R>
ルカス・マルチンス(ブラジル)
ジェレミー・ラーセン(米国)

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