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【WEC39】公開計量 フェザー級王座戦+アルド、大沢参戦

e89da366.jpg3月1日(日・現地時間)、テキサス州コーパスクリスティのアメリカンバンクセンター・アリーナで行われるWEC39『Brown vs Garicia』の公開計量が、2月28日(土・同)に行われた。メインで世界フェザー級選手権試合を行う王者マイク・ブラウンが144と1/4ポンド、挑戦者レオナルド・ガルシアが145ポンドで無事通過。全11試合に出場する22人のファイターが滞りなく計量を終えている。

【写真】メインで戦うブラウンとガルシア。試合当日と比較すると、相当絞り込んでいることが分かる計量の模様だ (C) ZUFFA

昨年11月にWECのカリスマ=ユライア・フェイバーをTKOで下し、タイトルを獲得したブラウン。同じ大会でジェンズ・パルバーをKOし、挑戦権を掴んだガルシア。

テイクダウン+フィジカルが強みの王者は、ここ3年間負けなしで8連勝中。WEC参戦後2戦目のビッグファイトで手にした栄冠となる。フェザー級を超えた肉体の持ち主ブラウンだが、挑戦者ガルシアはUFCライト級戦線からフェザー級に階級を落としてきたファイターで、王者に負けない体躯を誇る。圧倒的なパンチ力がWECで開花したガルシアだが、その実、リアネイキドチョークや腕十字、三角絞めなどサブミッションでの勝利も多いトータルファイターなのだ。


ブラウンのストロングポイントであるフィジカル面だが、彼はATTを離れたアンドレ・ベンケイとパーソナル・トレーニングを行ってはおらず、計量でも3/4アンダーという数字が出ており、一抹の不安が残る。

一方、挑戦者ガルシアも、その一撃KOの力を秘めた拳に自信を持つが故、ややラフになる一面も持っており、その得意とする展開で逆にカウンターを浴びる可能性もある。王者の自力、チャレンジャーの勢い、やや後者に部がある世界フェザー級戦だ。

また、このメインの一戦の勝者に次期対戦相手としてクローズアップされているジョゼ・アルドが、1月のWEC38に続き驚きの連続参戦を果たしている。

柔術のバックボーンを感じさせない鋭い打撃の持ち主、野性味溢れるファイトで、存在感を増す一方のアルドは、クリス・ミックルと対戦。キャリア38戦を誇る無名のベテラン相手に取りこぼしがなければ、アルドが次期チャレンジャーになることは間違いないだろう。

アルドの盟友マルコ・ロウロが、一昨年12月以来二度目のWEC参戦を果たす一戦も注目だ。ノヴァウニオン&アカデミア・ボクセタイ連合から、同階級ではヴィル・ヒベイロがWECで活躍していたが、交通事故でキャリアを絶たれてしまった。練習仲間の無念を胸にWECへカムバックするロウロ、対戦相手は強豪ダマッシオ・ペイジだが、負けらない一戦となる。

15e65622【写真】かつてプロ修斗のリングで勝利したこともある水垣偉弥がWEC世界フェザー級王座に挑戦するだけに、大沢もWEC初勝利が欲しい (C) ZUFFA

1敗1分という戦績で、WEC参戦の行方が不透明だった大沢ケンジは、その試合内容が評価され新たにズッファと複数契約を結び、今大会でATTのハファエル・ヘベーロと対戦する。対戦相手の情報不足は想定内。昨年のWECでの実戦経験から、ファイティング・スタイルにアジャストを加えつつある大沢、これからはその結果が求められる戦いとなる。

■WEC39計量結果

<WEC世界フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者]マイク・ブラウン:144.25ポンド(65.4キロ)
[挑戦者]レオナルド・ガルシア:145ポンド(65.7キロ)

<ライト級/5分3R>
リカルド・ラモス:154.5ポンド(70キロ)
バート・パラジェンスキー:155.5ポンド(70.5キロ)

<フェザー級/5分3R>
ジョゼ・アルド:145.5ポンド(65.9キロ)
クリス・ミックル:145ポンド(65.7キロ)

<ライト級/5分3R>
ロブ・マッカラー:156ポンド(70.7キロ)
マーカス・ヒックス:155.5ポンド(70.5キロ)

<ライト級/5分3R>
ダニー・カスティーリョ:156ポンド(70.7キロ)
フィル・カルデラ:155.5ポンド(70.5キロ)

<バンタム級/5分3R>
マルコ・ガルバオ・ロウロ:136ポンド(61.6キロ)
ダマッシオ・ペイジ:136ポンド(61.6キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジョニー・ヘンドリックス:171ポンド(77.5キロ)
アレックス・セルジュコフ:171ポンド(77.5キロ)

<バンタム級/5分3R>
大沢ケンジ:135.25ポンド(61.3キロ)
ハファエル・ヘベーロ:135.25ポンド(61.3キロ)

<ライト級/5分3R>
アレックス・カラレキシス:156ポンド(70.7キロ)
グレッグ・マッキンタイア:155ポンド(70.2キロ)

<ライト級/5分3R>
マイク・バドニク:145.25(65.8キロ)
ジョン・フランチ:145ポンド(65.7キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジャスティン・ハスキンス::170.25ポンド(77.2キロ)
マイク・ピアス:170ポンド(77.1キロ)

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